日本帰国時にはすっかり実家で母の料理に甘えまくりの私。
芸術的才能がある母は、ちゃちゃっと美味しいお料理を作る。

料理学校に通ったこともなく、やっぱり才能としか思えない。
やっぱりすごいな~
ちょっとは遺伝してくれているのかしら。。。。^^;


そんな私だけど、やっぱりクリスマスディナーくらいは
日々の感謝の気持ちを込めてお料理をしようと思い、
時間のある日は試作試作の日々。


ここは、母があまり作らないジャンルで攻めるか。
ということで、簡単だけどポルチーニのリゾットやら、
フォアグラのムースやら、卵を使ったアミューズブッシュを
作ってみた。

~Life in France~

生のポルチーニは持ち帰れないと思うので、乾燥物で。
うん、すごく美味しい!!
バターもエシレバターを使って、パルミジャーノたっぷりで。

一緒に頂く場合は、簡単で美味しいのでないとキッチンに
隠る結果となってしまうのでその辺を考えて構成中好


やっぱり、誰かのためを想って料理するってすごく幸せ。
キッチンでもいつも言われる。
amour amourだよ!!って。愛情が大事ってこと。


~Life in France~

素敵なクリスマスになるといいなラブ
日本では高価だけれど、フランスではとっても手軽に
購入出来るcourgette(=ズッキーニ)。

煮込んでラタトゥイユにしたり、ソテーしグラタンに入れたり
使用方法は様々ですが、一番簡単で美味しい食し方を発見!!


普段よりも少々厚めの輪切りにし、
塩・胡椒してからオリーブオイルでソテー。
シンプルだけど、素材の美味しさが一番感じられる!!

~Life in France~

頂く時に、fleur de selをパラパラっとかけて。

~Life in France~


fleur de selってフランスではとてもよく使うけど、
日本で購入しようとしたら3倍の値段でびっくり!!!
フランスではトリュフの香りのだったり色々売っていて面白い。


友人限定ですが、欲しい方いらしたら
今度帰国する時買って帰りますよ~好
フランスで戦時中によく食されたという野菜。
今では逆にレアになり、星付きレストランでも扱う食材。

「Topinambourg(菊芋)」

~Life in France~

血糖値をコントロールする“イヌリン”という成分が多く含まれ
健康にもいいということで、最近注目されている。


”あわ””ひえ”のように、祖父母の世代が戦争を思い出す食材。
それが現代では健康という観点からも新たに見直されている。
世界を通して、人の行動は似ているのかもしれないですね。




少々お裾分けしてもらったので、早速調理。

~Life in France~

皮に成分がより多く含まれるとのこと。
フランスでは理解されないかもしれないけど、
皮を甘辛く調理したのってすごく美味しいので
同じようにやってみた。

~Life in France~


ピールした後は、ざく切りにしてそのまま鶏のフォンと
牛乳の中で柔らかくなるまで火を入れ、スープにした。

~Life in France~

こくがあって美味しい~好
健康に良くて美味しいなんて、いいですね。
また作りたいと思いますっ。

寒く澄んだ空気に、クリスマスイルミネーションが
暖かく灯るこの季節。
街中一斉に点灯され、クリスマスマーケットがオープンきらきら!!

~Life in France~

家族が笑顔いっぱいで写真を撮り合う姿。
恋人が肩を寄せ合う姿。
友達同士でサンタの格好をして歩く姿。


なんだか何を見ても幸せそう~~~~
イベントっていいな。
何があっても一瞬その時を止め、気持ちを高揚させ、
頭の中に駆け巡る色々な想いをポーズモードにしてくれる。
誰かを想い、その人のために一生懸命になる。



そんなことを考えながらマーケットを横目に歩く。
11月末のフランスは、もう東京の真冬並みの寒さ。
vin chaud(ホットワイン)が身体に染みます好

~Life in France~

フランスのツアーってどういうのがあるかな~と
今後の旅行計画のために調べていた時のこと。

偶然見つけたツアー。
『ブルゴーニュ・シャンパーニュの旅9日間』
あら、どんな内容なのかしら~と詳細を開いた。

なんとその最終日は、LES CRAYERESでの食事。
そっか~、日本人団体での予約はこういうツアーも
あるのか~と不思議な気分で見ていた。


すると、、、、


シャンパーニュ地方ランスで長くミシュラン3つ星だった
シャトー・レ・クレイエール。
ボワイエ氏の死去で2つ星になりましたが、フランスを
代表する1軒です。



との記載。


何かが、間違っている。。。。


ボワイエ氏、亡くなっていません。
現に、今現在レストランにいらしています。



ツアー考案担当者が、適当に死去として
そのまま通ってしまったのだろうか。。。
確かに、ツアー参加者にとっては関係のない話だから
問題はないかもしれないが、少し調べれば分かることを
省略して社会に送り出してしまう。

発言への責任感はないのだろうか。。。。


少々話は脱線するけれど、街中でも感じることがある。
英語が散りばめられた洋服でも、
ん?その英語間違ってる?
と思うものを度々目にする。

店名でも同じ。
英語とフランス語しか私には分からないけど、
結構間違っているのが多い。

担当者は、情報の正否を確認しないのだろうか?


歳を重ね、知識をつけるにつれて、
大人って結構適当だということに気付く。
この違和感、自己解決するのにまだ時間がかかりそうです。