研究所の新年(2017/1/17)
みなさん、ごきげんよう。
今回は研究所の近況にします。
年末年始もスカイプやメール対応をしていて、
適当にネットゲームをして過ごすという、いつもの日々を過ごしていました。
ただ、一つだけ新年を感じた事が、来年、生徒さんが中学に進学をするという事です。
パワハラ学習塾と入れ替わりでクライアントに依頼された、
掛け算も足し算もできない小学3年生に対する九九の授業から始め、
今では中学受験も視野に入れた授業を行っています。
また、中学の5科目や高校受験に対応した授業は可能かと、
お問い合わせもいただいています。
現在行っている授業では、前半は、同じ入試問題を少しずつ、
問題の解き方を説明できるようになるまで、
何回でも説明し、解いてもらっています。
また、生徒さんのお母さまから、
「分かりやすく説明するのではなく、難しい言葉を使っても、
自分で考えて分かる子供になるように説明して欲しい」
というご希望もあり、
生徒さん自身も、
授業の初期から概念で説明した方が分かりやすい様でしたので、
敢えて、そのようにさせていただいています。
これは、人は自分が思うほど有能でも無能でもなく、
他人が思うほど愚かでも賢しくもない、という事です。
子供は自分が思うほど有能でも無能でもなく、
大人が思うほど愚かでも賢しくもない、という事でもあります。
ただ、概念を使って勉強は教えていますが、
同時に、「概念を使って現実の物事を考えないように」も伝えています。
ここから先は、心理コンサルティングの本質に話が移ってしまうため、
今回はこの辺で。
さとうかずや(さとう社会問題研究所)