昨年と最近の授業(2016/1/22) | さとう社会問題研究所・心理コンサルティングのブログ

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昨年と最近の授業(2016/1/22)



みなさん、こんにちは。


先日、確定申告を終えた事もあり、昨年から最近の授業の様子について、簡単にお話ししたいと思います。



研究所の授業は、保護者の意向に沿う形で行います。


私は教育のプロではなく、お子さんの事はご両親が一番知っているからです。


授業内容や教え方なども、主にお母さまとの打ち合わせで決定しています。



昨年1月は小学3年生の冬休みでしたが、足し算から授業が始まっていました。


学校では、小数や分数の計算もしていたのですが、加減算が不安定だったため、お母さまの意向でしていました。


学習に関する研究でも、足し算ができないと引き算が、掛け算ができないと割り算を理解する事はできないとされているため、早期に対応しておく必要がありました。


足し算は3か月ほどで終える事ができ、今では苦もなく授業が進められています。



その後、数が大きく余りのある割り算に一番力を入れる事になりました。


割り算自体はできるようになっていたのですが、特に、商の見立てと誤差の修正が難しいようでした。


こちらは練習用のドリルを用意して、5月末から始め、学校の授業内容などとの兼ね合いで、年末までの半年ほど続ける事になりました。


無事にドリルも終えられましたが、今後も折を見て復習する必要があるでしょう。



研究所では、学校の成績が思わしくない原因の多くが、過去の単元に対する理解や練習の不足である事が多い事から、過去の単元の復習授業を主に行っています。



最近は、学校の宿題を使って授業を行っています。


小数に関する内容ですが、昨日は足し算や引き算が混在した計算問題、その前は、体積や数直線を用いた数の概念としての小数の理解に関する内容でした。


算数の宿題を終えるのに2時間ほどかかり、授業を延長する事もありましたが、最近の授業は50分程度に収まっています。


そのため、残りの時間では冬休みの本読みを続けている状態でです。


最近は、学校に先行して円や扇形の面積に関する問題に取り組んでいます。



と言う事で、最近の生徒さんは、すっかり授業に対する集中力が身に付きました。


説明や解説の際には注目を促しますが、すぐに注目できるため、説明や解説もスムーズにできます。



また、事前に問題の意図や解答上の注意を伝えてから問題を解いてもらう事で、分からない点はしっかりと質問や確認もしてくれるようになりました。


自分で「何が分からないのか」が分かるようになった事で、自発的積極的に問題に取り組めるようになったのだと思われます。



3学期の終りで授業開始から2年になりますが、当初の自信の無さが消え、すっかり頼もしくなりました。


特に、昨年は、子供の成長発達の可能性を身をもって知る事ができる1年でした。



さとうかずや(さとう社会問題研究所