知ったら終い? | 日進月歩の相場

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シカゴコーン             シカゴ大豆
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 注目の需給統計後の穀物ですが、「知ったら終い」で上に走るのか、ハーベストプレッシャーを受け下げるか。東京11時20分現在のシカゴ電子取引はコーンが5.00セント高の367.25セント、大豆は4.75セント高の968.75セントとなっている。


 イールド・生産高を見ると今年の天候のよさがそのまま現れている。技術が進んでいるからといってもコーンの164.2Buは多い。この数字を受けて金曜日の米国市場はコーンが小安く、大豆が続伸となった。金曜日の足型は上ひげ伸ばしていることもあり、目先はハーベストプレッシャーで押される場面は出てくるか。しかし、月初の降雨・低温は今回考慮されずに発表になっているようで来月には下方修正の期待は持つことできる。先週のクロップレポートでコーンの成熟は57%しか進んでいない。大豆の落葉は79%でコーンよりは成熟している。今週は一日遅れの水曜日に発表になるが、コーンには少なからず低温の影響は出始めている。


 コーンは370.00セントどころが抵抗になっている。ハーベストプレッシャーもあり月末にかけて安値を取りに行くかと思うが、南米の作付面積の減少、米国の来年度の作付けに目が向き始め下値は限られてくるところでは。大豆との価格比で見ると来年度の作付面積が減少するとも考えにくい。ただエタノール需要は順調に伸びてきており需給は今よりもタイトになってくるのでは。月末にかけての安値は拾って行きたい。

大豆においても今は買われてはいるが、やはりハーベストプレッシャーもありサイド下値を取りに行くのでは。900セントを割れるかどうかの水準まで下げればやはり拾いたいところ。

 


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