第4541回「ライアーゲーム第1シーズン、第9、10話、第三回戦、ストーリー、ネタバレ」 | 新稀少堂日記

第4541回「ライアーゲーム第1シーズン、第9、10話、第三回戦、ストーリー、ネタバレ」

 第4541回は、「ライアーゲーム第1シーズン、第9、10話、第三回戦、密輸ゲーム、ストーリー、ネタバレ」です。今回新たに登場するのは、金髪のヨコヤです。第三回戦の「密輸ゲーム」は、団体戦です。水の国と火の国に分かれます。秋山(松田翔太さん)も直(戸田恵梨香さん)も福永(鈴木浩介さん)も、水の国に所属します。


 ゲームのルールは、より複雑になります。概略ルールをウィキペディアから引用します。

 『 プレイヤーは2つのチームに分かれ、それぞれ「密輸側」・「検査側」の役割りを交互に担う。後述する小ゲームを50ゲーム行う(なお、両チームが密輸側をそれぞれ1回ずつやって「1ゲーム」とカウントするので、計100回のゲームが行われる事になる)。小ゲームは一種のダウトで、密輸側が「密輸」した金額を検査側が言い当てられるかどうかで金銭が動く。「密輸」に成功した金額の合計が多いチームが勝ち。


 勝ったチームのメンバーが第三回戦の勝者となるが、金銭の授受は個人単位で行われる。よって各プレイヤーの損得が必ずしもチーム全体の損得に一致するとは限らず、これをどうするかがゲームを勝ち抜くポイントの一つである。 』


「第9話」

 テスト・ゲームが行われます。検査側は、パスせずに、金額を指定してダウトを宣言した場合には、密輸側以上の金額を指定しなければなりません。検査側がタウトした金額以上を持ち込むか、検査側がパスした時には、密輸側の勝利です。ダウトされた場合、密輸側の金額がゼロであれば、半額が密輸側の口座に振り込まれます。密輸額の限度は1億円です。


 各人のゲーム口座には4億円が入っています。借金1億円を合わせると、ゲーム完了時、5億円払う必要があります。ただ、ゲーム口座といえども、銀行と同じルールが適用されます。


 勝った金額は、個人の口座に振り込まれますので、団体戦であると同時に個人戦だともいえます。ゲームの冒頭、直は必勝法を語ります。「検査側であればパス、密輸側の場合は一切密輸しない、相手がダウトすれば、こちらの勝ち」、ですが、直の戦法は、相手国に見透かされていたのです。初っ端から1億円を密輸されたのです。


 流れを変えたのは、秋山でした。相手の密輸を、ダウトで阻止したのです。「ダウト1億円」、相手は1億円を密輸しようとしていたのです。相手国も負けてはいません。あの金髪の悪魔、ヨコヤがいます。直は、ヨコヤに翻弄されます。「私には、透視能力があるんですよ。5001万円!」、直の密輸しようとした金額は5001万円でした。「あなた方に、勝ち目はありませんよ」、端数まで言い当てます。


 さらに、福永が持ち込んだ5002万円を見事に当てます。直チームのオオノ(メガネ、サスペンダー男)が、必勝法を見つけたと言います。「ダウト1億円」、オオノは2回続けて当てます。オオノは必勝法を教えると言いますが・・・・。「そんなの教える訳ねえだろう、この国の支配者は、これからは俺だ!」、オオノの高笑いが轟きます。


「第10話」

 第10ゲーム終了時、水の国が負けていました。ですが、最も稼いでいたのはオオノでした。福永とシオリは、そんなオオノに媚びます。オオノは勝ち続けます。秋山は、オオノのトリックを見破ります。秋山は、シオリにメモを渡します。「この通りにしろ」、検査側はヨコヤマでした。「9999万円」と言いますが、中味は1億円でした。秋山のメモには、「1万円多く入れろ」と書かれていました。


 オオノの奇妙な行動は、すべてヨコヤと共謀していたのです。火の国と水の国は、お互いに見通せます。主導したのは、ヨコヤでした。オオノは、裏切りを認めます。検査側は直、密輸側はヨコヤです。ここで、支配力について改めて語ります。ヨコヤも、マルチに所属していたのです。そのマルチのために、秋山の母親は自殺をすることになったのです。


 直をライアーゲームに引きずり込んだのも、ヨコヤだと自分から言います。直は言います。「パス」、中には1億円が入っていました。ヨコヤの密輸は成功しました。秋山は吠えます、これまで見せたことのない秋山の醜態です。直の言葉にも耳を貸しません。「秋山が出て来た時が、チャンスです。冷静さを欠いた秋山は、カモです」


 秋山は、ひとりで検査官と密輸役を続けます。ですが、次々と“火の国”の密輸を許します。秋山は、他の4人のカードを取り上げます。秋山が壊れたのです。直の目から、涙がこぼれます。秋山は次々と負けていきます。チームの資力は、35億対15億になっていました。


 ですが、表示は28億対22億にしかなりません。ヨコヤには合点がいきません。「ヨコヤ出て来い! 説明してやる。あれは、俺の作戦さ、火の国の3人と組んでいたのさ」、3人のカードを使っていたのです。秋山のヨコヤつぶしが始ります。