ユニフォーム・コレクションの第1弾は、ジャイアンツの永久欠番第1号、沢村栄治さんのユニフォームです。
2007年に、ジャイアンツの5000勝記念の企画の一環として、販売された永久欠番選手のユニフォームです。(Lサイズ)
ユニフォーム・サプライヤーは、アディダスです。
実は、5000勝を達成してない開幕時から発売されてたという、フライング販売!
ちなみに、受注期間は、2007年12月31日23:59まで。
2008年1月1日0:10にアクセスした時には、そのページがありませんでした
ギリギリまで迷っていたら、結局買い逃してしまい後悔しました。
金銭的に苦しかったというのもありますが・・・
結局、後日ヤフオクで購入しました
ジャイアンツは現役選手以外のユニフォームを販売する事は滅多に無く、無地のレプリカユニフォームにネームを入れたりすることもできません。
だから、このユニフォームが販売された事は画期的な事でした。
しかもNPBマークまで入っており、プロコレ仕様のユニフォームです。
でも、プロコレタグは付いてません。
プロコレクションは選手が身に付けてるのと同じ仕様のユニフォームなので、現役選手以外には当てはまらないんでしょうね。
袖口には、YOMIURIの文字が入ってます。
沢村栄治さんは伝説の名投手として、その名を刻んだ選手です。
野球好きの人でその名を知らない人はいないでしょう。
しかし、プロ野球生活は戦争に奪われ、短く終わりました。
意外と知られてない事ですが、1944年に二度目の応召で戦死した時には既にジャイアンツの選手ではありませんでした。(1944年開幕前に引退)
そのため、沢村氏の後で14番を付けた選手がいました。
戦後にその功績を称え、沢村選手が背負った14番を永久欠番としましたが、引退に至る経緯を見ると複雑な心境になります。
実働5年間(実質4年間)という短い選手生命でした。
通算成績(63勝22敗 防御率:1.74)は、防御率以外はずば抜けて高いわけではありませんが、ノーヒット・ノーラン:3度、最多勝:2回など、特筆すべき点はあり、やはり伝説の大投手であったと思います。
それと同時に悲劇の大投手でもありました。
1959年に野球殿堂入りを果たしております。