333 トリオさん その2 | 想像と好奇心でできている

想像と好奇心でできている

はじめての方は、カテゴリーの「はじめに」をご覧ください。
日々、思ったことを書いてます。
野いちごでは、 『テレビの感想文』ときどき更新。

その1 の続き。


本番当日。

ロビーにお客さんが列をつくってます。すごい人の数。


まずは、チーム赤羽「立てこもり犯」。


本番前、楽屋にて。

明らかに緊張してる表情の3人。


ネタの打ち合わせ。

菅さんと赤羽さんが以前シャッフルネタで

いっしょにやったときのことが話題に。

デブネタはいらない、と菅さん。


先に書いておきます。

文章で、映像を伝えるのは難しいです。

ましてやネタですから。

少しでも、こういうものだった、というのがわかってもらえれば。


立てこもり事件発生から、12時間が経過。

ピストルを人質につきつている立てこもり犯(太田さん)、

いすに縛られ、口は布でふさがれてる人質(赤羽さん)、

拡声器を手に交渉する刑事(菅さん)、こう着状態が続く。

刑事「目的はなんだ」

犯人「うるせーよ!」

刑事「要求はなんだ」

犯人「うるせーよ!」

刑事「おい犯人、おまえ12時間うるせーしか言ってねぇんだおまえ!怒」

犯人「うるせーよ!」

刑事「うるせーって言うなぁ!怒」

犯人「うるせーよ!」

暗転。


暗転と明転を使って、「1時間後」、「3ヵ月後」、「1年後」と

時間が経過していく。

3ヵ月後。

刑事、別の事件で沖縄に行っていた。

おみやげに

刑事「ちんすこう買ってきた」

犯人・人質「やったぁー。嬉」

暗転。


1年後。

立てこもってる部屋に入ってきた刑事。

刑事にお茶を出す犯人。

フツーにしゃべってる3人。

が、立てこもり犯と人質がケンカになり、「出てけよ!」

「わかりました、短いあいだですが、お世話になりました」と、

部屋を出て行った立てこもり犯。

そんな二人を見ていた刑事。

部屋の奥から出てきて、立てこもり犯から

「言わないでくれ」と言われていた、あるものを持ってきて、人質に見せる。

それは、セーター。部屋の奥で、立てこもり犯が編んでいた。


人質、立てこもり犯を見つける。

セーター着てる人質。おなか出てる。

まだ途中だった、と立てこもり犯。


そこへ刑事が。

犯人「刑事さん、俺の要求は、お金でも車でもない。

俺たち3人のこの時間が!

ずっと続くこと! 永遠に続くこと!」


♪いーまー逢ーいたいー、とBGMでMISIAの「逢いたくていま」が。


刑事「その要求、・・・・・・受け入れた」


刑事、立てこもり犯、人質、3人で沖縄へ。

なぜか、仲良くなっていたのでした。

3人で記念写真。


本番終了後、楽屋。

菅「よかったです。本番が一番よかった」

太田「健ちゃん(赤羽さん)が「出てけよ」ってとこでウケたっていうのがね。

すべてこの設定を理解してもらったっていう」

菅「そうですね」

3人とも、納得のいくネタができたようで、表情に達成感が出てます。

ただ、

菅「デブネタが全然出てこなかった」

赤羽さんが舞台に出てきて、立てこもり犯に

「サイズ、合ってねえよ」って言うところがあるんですけど、

そのときのシーンが最後にもう一回流れました。


次は、チーム武山「修学旅行」。


その3に続きます。