キャバクラとは?
キャバクラは、女性(キャバクラ嬢)が客の席に付いて接待を行う店のことである。 料金が時間制の店を一般的にキャバクラと言う。 ショータイムがある店も多い。
概要
語源は、「キャバレー」と「クラブ」を合成した造語といわれている。キャストの若さと素人っぽさとクラブの高級感を合わせて持たせようという意図があったといわれる。価格帯としてはスナックと高級クラブの中間に位置する。
1980年代半ばに現れた業態で、歌舞伎町の「CATS」(1984年開店)、「ミントハウス」(閉店)などが知られ、風俗営業法改正後の新たな業態として注目された。「店外デートができる」というのがセールスポイントだった。その後、内容も多少変わっているが、店外デートを目当てに通う客は後を絶たない。
サービス内容
料金は時間制で明朗会計である。延長については、終了時刻を知らせずに自動的に行われるパターンが多い。店舗によっては接客女性は若く質が高いが、店内では話をして酒を飲むだけで、性的なサービスはない(せいぜい脚や手にふれる程度。衣服の上から胸をさわるとセクハラとされるが、実際にどの価格帯の客層ならばどの程度下品かは客が経験則で把握できるだろう)。キャバクラ嬢のショータイムがある店もある。少なくとも店内は、女性と話をするところであり、それ以上の性的なサービスをする店は「おっぱいパブ」「ピンキャバ」などと呼ばれる。キャバクラ雑誌掲載店の半数はそのような店舗であることは、雑誌読者には有名であり、系列店のピンキャバ・おっぱいパブレベルの女の子を集めてキャバクラと行き来させている会社もあるので、そのランクのキャバクラ嬢(横浜プリンスグループなど、キャバクラ雑誌ではメインとされる価格帯のキャバクラを経営している会社が個室つきやおっぱいパブを同時経営しているので、そのランクならば都内では脱ぎつきになる)ならば、おっぱいパブで安く脱がせることができる。ほとんどのキャバクラ嬢は自分の職業を水商売であると考えており、風俗業 とは考えていない。
ただし、同じキャバクラという看板を掲げていても、北海道(特にすすきの)では、ある程度性的サービスを伴うものを「キャバクラ」と称し、本項のキャバクラに相当するものは「ニュークラブ」と呼んでいるという。
六本木キャバクラには現役深夜番組出演タレントもいるが、八王子などのローカル系キャバクラにもB級タレントが多い。実際に遊びに行った場合に、どのくらいの割合で芸能人の卵やレースクイーンに当たるかは定かではない。
類似店舗
キャンパスクラブ・キャンパスパブ
キャンパスクラブ・キャンパスパブは、女子大生がアルバイトで働いていることを売り物にする店のことである。1980年頃からあり、キャバクラよりやや早く登場した。キャバクラとは類似の業態であるが素人風を売り物にする。現在、店舗数は少なくなっている。なお、名古屋地方でキャンパスパブまたはキャンパブといえばピンサロ(ピンクサロン)のことである。もっとも、名古屋でいうキャンパブはファッションヘルスからシャワー室と高い部屋仕切りを無くしたようなものなので、厳密にはピンサロと同義とはいえないかもしれない。
クラブ(セット料金制の場合はキャバクラと同じ)、ニュークラブ
キャバクラと同様の業態であるが、こちらの方が高級感を演出しているようである。料金システムは従来のキャバクラと変わらない。実際に通っている男性にも、ニュークラブとキャバクラの料金・質差は感じられないだろう。
キャバクラ=おさわりパブを指す札幌ススキノで、脱がない店を指すために作られた言葉。
セクシーパブ
元々、ボディタッチしても注意のない店もあるキャバクラ業界にヌードを足した形であり、ピンクサービスのあるピンクサロンから抜き行為を引いた形でもある。通称「セクキャバ」とも呼ばれる。横浜プリンスグループ・東京ビジョングループに代表される個室系では本番行為による逮捕・店舗閉鎖歴もあり、2ちゃんねるで顧客が論じている。
キャバクラ雑誌の半数を占めていて、セクシー系やアミューズメント系と隠語で呼ばれる。ピンクサービスのあるキャバクラはピンキャバと呼ばれる。横浜駅周辺でスカウト行為をしている横浜最大級人数採用チェーンが東京進出した分野。
キャバクラを描いた作品
恋する!?キャバ嬢
嬢王
都立水商!
危険なアネキ