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昨日まで、佐賀市において、高校総体九州大会がありました。
結果は一回戦、相手の失格行為があり、不戦勝。
今回は一回戦突破でインターハイ出場が決まるため、それを目標に力を入れていただけに拍子抜けしましたが、とりあえずインターハイ出場決定。
2戦目の相手は2カ月前に熊本との交流戦において屈辱の2ラウンドKO負けを喫した相手。
結果、まだまだ力の差を感じたものの3ラウンド戦い抜いた末、判定負けでした。
ウェルター級の決勝戦では隆人に勝った熊本の選手と全国選抜大会で優勝し既に国際ジュニア大会でも活躍する福岡のエリート選手。
さすがに熊本の選手も勝つのは難しいだろうと思っていましたが、なんと熊本の選手が判定勝ち。
以上のこと考えると、インターハイまで後一ヶ月、全身全霊ボクシングに打ち込むことができればひょっとしたら今年のうちに全国ランキング10位に入れるのではないかと思えてきました。
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金曜日はB ファミリーとの合同稽古。
イッテツ道場での合同稽古、今年で5年になろうか。
今では、萌乃は4月から看護学校生となり、夕方はバイト、隆人も学校のボクシングが主体となり、B ファミリーとの稽古中々ままならず、月1、2回程度だが続いています。
特に萌乃に関しては、私との稽古は避けており、完全にフルコンタクト組手から離れたと私は思っているのですが、B ファミリーとの稽古は欠かさず続けています。
萌乃の真意は残念ながら親の私も分かりませが、もう親がどうのこうの言う年でもないので好きなようにさせています。
あまり動いていない割には結構動けているようで…
もう少しやる気があればまだなんとかなりそうな気がするのですが…
余計な口出しをするとまたまた親子関係に亀裂が入るのでこの辺でやめときます。
それにしても隆人、半端なく汗かいてました。
今日のボクシング同好会は2時間軽めの練習だったようですが、その後のフルコンタクト組手稽古、それでも疲れを知らないらしい。
虚弱体質だった隆人、ようやく体力面で充実したようです。
今月、佐賀県で開催される総体九州大会ボクシングの部に隆人が出場するに際し、旅費、交通費のほとんどが、学校から援助されることが決まった。
ボクシングの試合は3、4日かけて行われることから遠征となると結構お金が掛かる。
同好会なので、当初何の援助も期待していなかったが、顧問の先生が掛け合って頂いたようで他の部活と同様に補助金が出されることになったようだ。
今年2月、JKJO 全日本ジュニアに出場した時とは、学校側の対応には雲泥の差を感じる。
そしてこれが、フルコンタクト空手をやっている者の厳しい現実である。
オリンピック種目を標榜する以前にフルコンタクト各団体はやらなければならないことがあることをその多くは認識していないのだと思う。
保護者としてみるとフルコンタクトを主体とさせていた時より、ボクシングをさせている今のほうが社会的評価を得ている気がしてならない。