休日のランチ、以前から行きたいと思っていたポルトガル料理店に夫婦で出かけました。四ツ谷にある「マヌエル・カーサ・デ・ファド」です。
四ツ谷駅麹町口から徒歩3分、新宿通りから少し入ったところにあります。コンクリート打ちっぱなしのオシャレなビルです。パッと見ただけでは、レストランとはわからない雰囲気、目印は、ポルトガル国旗です。
お店はビルの地下。この階段を降りていきます。
ブルーのテーブルクロスが清々しい雰囲気です。
座った席の前には、ポルトガル伝統の絵タイル「アズレージョ」か飾られていました。天井までの大きなもの、あまりの大きさに圧倒されます。
さて、土日のランチメニューは、ブランチ形式のコース、1,800円と2,800円の2種類あります。
1,800円のコースは、スープ、前菜、メインディッシュ、デザート、パン、コーヒーまたは紅茶がつくもの。メインは、複数のお料理から選べます。伺った日は、
蛸と豆のフェジョアーダ(煮込み)
本日のお肉料理:ローストポーク
鴨の炊き込みご飯 オーブン焼き
があり、せっかくだからと、夫婦それぞれ別のお料理をお願いすることにしました。
最初に前菜とパンが来ました。
前菜は、野菜のゼリー寄せ、エスカベッシュ(南蛮漬け)、生ハムとオリーブ。オープンで温められてパリッと香ばしいパンととてもよく合う前菜、美味しいので、パンをお替りしたくなってしまうほどです。
続いて、スープも来ました。オリーブオイルが入ったかぼちゃのクリームスープです。オリーブオイルの風味がよく、滑らかなスープもパンと相性よく、進みます。
蛸と豆のフェジョアーダ(煮込み)です。
ほっくりした豆がたくさん入った煮物、蛸の出汁がよく染みていて美味しいです。
ただ、思ったよりも豆の割合が多く、途中からは豆だけ食べているような気がしてきました。もう少し魚介類がたくさん入っているとうれしいのですが・・・
本日のお肉料理:ローストポーク です。
塊でローストしたポークをスライスしたもの。やわらかくて食べやすい豚肉で思ったよりもさっぱりしています。付け合わせは山盛りのフレンチフライ(笑)旦那は、肉もポテトも嬉しそうに食べていました。
食後は、コーヒーまたは紅茶と、デザートです。この日は、ポルトガル風プリンでした。(このほか、カステラの日もあるようです)
プリンは卵が多いのか、硬めの仕上がり。表面に少しだけ"す"が入っているのですが、"す"の部分にカラメルソースがよく絡まり、これはこれで美味しいと思いました。(ちょっと素朴な仕上がりですが・・・)
テーブルクロスがひかれ、席の間隔も適度に空いている落ち着いた雰囲気のお店で、ちょっとした集まりにも使えるものと思います。場所柄、ママ会や女子会なども多く開かれているのでは。
平日のランチタイムは、メインのほか、スープ サラダ 前菜3種盛り合わせ パン カフェがついて1,000円ほど。平日のランチタイムの方がお得感があります。
休日のブランチセットのお料理はボリュームがあり、スープからデザートまでしっかり作られていて満足度が高い内容ですが、スープの代わりにサラダが選べるとか、豆の煮込みに野菜が多く入っているなどがあると、さらに良くなると思いました。
後日、夜にも伺い、「鴨の炊き込みご飯」をいただいたところ、香ばしくオープンで焼き上げられたピラフで、あまりの美味しさに感動。夜のコースはボリュームがあって、炊き込みご飯が出てくる段階ではすでにお腹が相当満たされているので、本当の意味で美味しくいただないのが残念なところ。そういえばと、ランチで供されていることを思い出し、ランチタイムに再訪したいと強く思いました。お薦めです。
マヌエル・カーザ・デ・ファド (Manuel Casa de Fado)
03-5276-2432
東京都千代田区六番町11-7 アークスアトリウム B1F
マヌエル・カーザ・デ・ファド (西洋各国料理(その他) / 四ツ谷駅、麹町駅、市ケ谷駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5