市ヶ谷駅を降りて、日テレ通りの坂を少し上ったところに新しいコーヒーショップがオープンしているのを見つけ、コーヒーを飲みに出かけました。
「Bun Coffee」、初めて聞く名前です。
もともと、雑貨屋さん(ファンシーショップ)が入っていたところ、こんなところにコーヒーショップができるなんてと思うほど、小さなお店、店内には小さなカウンターに3席のほか、スタンディング用の丸いカフェテーブルがひとつ置かれた、こじんまりしたお店です。
店内に入ると、すぐにメニュー表が目に入りました。
ショートブラックにロングブラックって何だろうと思ってメニューを見つめていると、スタッフから「説明しましょうか」と声をかけられました。
ショートは、エスプレッソ、ロングは普通のコーヒー。そのほか、マキアート、カフェラテ、カップチーノなど、スターバックス同様のメニューが並んでいます。
メニューの中に、「フラットホワイト」なる聞きなれない商品があり、尋ねてみると「温めたミルク+コーヒーで、コーヒーの味をよく味わえるものです」とのこと。カフェオレをイメージすればよいのでしょう。
メニュー表の下には、サイズの説明が。SとMって、結構な違いがあるのですね。
一通り説明をお聞きした後、旦那は「ロングブラック」(330円)、妻は「フラットホワイト」(350円)いずれもスモールサイズでお願いしました。
出来るまでの間、カウンターで、お店の案内を読んでいました。
オーストラリアで創業したオーガニックコーヒーの焙煎専門店とのこと。市ヶ谷のお店は、日本上陸1号店であることがわかりました。
窓には、手書きのポスターがありました。昔々、スターバックスが日本に上陸したとき、商品の名前でどんなものが出てくるのかよくわからず、こういった説明パンフレットが置かれていたのを思い出しました。
そうやって考えると、スターバックス1号店が銀座にできてからもうすぐ20年。カフェラテもフラペチーノもキャラメルマキアートも広く浸透しましたね。
木のトレーに乗っていました。ロングコーヒーは、普通のカップで、フラットホワイトは、ガラスのコップで供されました。
コーヒーは、深めの焙煎、香りよりもコーヒーの味そのものを楽しむ味、すっきりさっぱりしたキレのあるコーヒーです。
コーヒーをガラスのコップでいただくのって、日本では初めてかも。ガラスなので、フラットコーヒーならではの色合いが楽しめます。
フラットコーヒーは牛乳たっぷりで、柔らかいお味、コーヒーの酸味や渋みが柔らかくなって飲みやすい。妻にはぴったりでした。
店内が小さいので、ほとんどはテイクアウト利用かなと思われます。テイクアウト用の紙コップは土に還る素材を使っていたり、トレーが木製だったりと、環境への配慮も感じられます。
コーヒー豆のほか、紅茶も販売しているようですので、次は買って帰ろうかなと思っています。いつまでも続いてほしいお店です。
バン コーヒー (BUN COFFEE)
03-3288-3008
東京都千代田区五番町4-2
バン コーヒー バイロン ベイ
(コーヒー専門店
/ 市ケ谷駅
、麹町駅
、四ツ谷駅
)
昼総合点★★★☆☆ 3.5