工場見学を楽しんだ後、シアトル市内へ移動。ランチは「シアトルらしいものがいいなあ」とシーフードを豪快に楽しめるお店へ出かけました。
ベルビュー湖のほとりにある「The Crab Pot」です。
お店はベルビュー湖のほとりにあります。(カーナビでお店に向かったのですが、駐車場の入口がわかりにくく、周辺をぐるぐるしてしまいました。)
人気店と聞いていたのですが、駐車場には車がほとんどなく、「今日はお休み?」と心配に。
お店を間違えたわけではなさそうです。
とりあえず、お店に入ると、人形がお出迎え。
間もなくスタッフが現れ・・・大丈夫、やっていました。早い時間だったのか、本日最初のお客さんです。
「外の席と室内とどちらがよろしいですか?」と聞かれ、室内の席にしてもらいました。
窓際の明るい席に案内されました。
窓の外を見ると、湖に面したアウトドア席が見えます。もう少し暖かい日でしたら、外の席がよかったからかもしれません。
こちらの名物は、「SEAFEASTS」と言われる、スパイスで味付けされたシーフードを蒸したもの。シーフードの内容により、15.95~38.95ドルまで4種類のセットがあります。
クラム(はまぐり)、ムール貝、海老、ソーセージ、コーン、じゃがいも、が基本セットで15.95ドル。これに蟹や牡蠣などが加わることによって、値段が変わっていきます。
いろいろなものが入っているのがよさそうかなと思いましたが、相当盛りが良いと聞いていたので、「THE WESTPORT」にしました。
ちなみに、「THE WESTPORT」の内容は、
DUNGENESS CRAB, SNOW CRAB, SHRIMP IN THE SHELL, STEAMED CLAMS & PACIFIC MUSSELS, ANDOUILLE SAUSAGE, CORN ON THE COB & RED POTATOES IN THEIR JACKETS
なぜ、シーフードにソーセージが入っているのか、という疑問はありますが、どのセットにも入っているので、理由があるのでしょう。
注文すると、テーブルに木槌と蟹割り、紙エプロンが用意されました。期待が高まりますね・・・
ペーパータオルは、各テーブルにひと巻きづつ。豪快に食べる準備ができています。
温かいパンも来ました。いただいてみると、サワドーブレッド!夫婦ともにサワドーが好きなので、メインが来る前に食べ進んでしまいそうでしたが、この後のボリュームを考えて、ぐっと我慢。
こちらは、シーフードにつける溶かしバターです。
10分ほど待っていると、大きなボールがやってきました。テーブルの上で、ボールをひっくり返すと・・・
テーブルの上に広げられた紙の上に、無造作に開けられ・・・シーフードの山に夫婦はびっくり。
豪快に手づかみで、いただいてみます。
クラムは、火の通りが絶妙、ぷりぷりで美味しい。海老も蒸し過ぎになる手前でプリッとしていてなかなか。殻から外すのが少々面倒ですが、それを上回る美味しさに、夫婦ともに黙々と手を動かして食べ進みます。
味付けは、少々辛みのあるスパイスシーズニングと塩味、貝や海老、蟹の味をそのまま楽しめます。
コーンやじゃがいもは、魚介の出汁がしみ込んでいて、これも美味しくなっています。
手や口の周りやスパイスの刺激で少々痛いのですが、難点ですが、スパイスの刺激がシーフードの美味しさを引き立てているので、気になりません。
中に入っていたソーセージは、おそらく、油分の風味をつけるためではないかなと。(ベーコンと同様の役割?)
山のように盛られたシーフードですが、殻付きのものばかりでしたので、思ったほどの分量ではなく、夫婦で楽々食べ終わり、「もうちょっとあってもいいかも」と感じました。(次回は、「3人前頼んでしまおうか」と思ったくらい。ただ、普通の方は充分満足されると思います。)
最後には、お手ふきがきました。昔、駅弁やサンドイッチについていた薄い紙がたたまれたタイプのもの。手の汚れは相当なので、ウエットティッシュなどを持参されることお薦めします。
シーフード好きの夫婦には、ハマるメニュー。シアトル以外にも、ロサンゼルスのロングビーチ等にもお店があるようですので、旅行先にあったら、必ず再訪すると思います。大満足です。
The Crab Pot
(Bellevue店)
425-455-2244