夫婦そろって海鮮好き。美味しい海鮮丼のお店があると聞き、土曜日のランチで伺いました。

東京駅八重洲口にある「つじ半」です。


プリンセスマイラーの正しい休日の過ごし方


和食料理店らしい店構えです。白いのれんの端に、店名が小さく書かれています。


プリンセスマイラーの正しい休日の過ごし方


お昼から夜までの終日、そして、定休日なく毎日営業しているとのこと。


お昼時には、長蛇の列に並ぶ必要があると聞いていたので、お昼をはずして15時前に伺ったところ、行列は7人。このくらいであれば、あまり待たずに済みそうです。


メニューは、ぜいたく丼のみ。海鮮のネタの違いで、特上(2800円)、松(1890円)、竹(1580円)、梅(980円)の4種類。


何にしようか思案しながら、席に案内されるのを待ちました。待っていると、人数と注文の確認があり、夫婦とも「梅」にしました。


15分ほどで順番が来て、店内に入りました。


店内は、お鮨屋さんのようなL字型のカウンター席のみ。清潔感のある木のカウンター、大変気持ちよいお店です。


プリンセスマイラーの正しい休日の過ごし方


お茶と箸のほかに、スプーンが用意されました。


プリンセスマイラーの正しい休日の過ごし方


カウンターの前には、海鮮丼の楽しみ方が書かれています。

プリンセスマイラーの正しい休日の過ごし方


最初に鯛のお刺身、黄身醤油、香の物が供されました。


鯛の刺身には胡麻だれが掛かっています。丼が来るまでの間、まずはお刺身をいただきました。

新鮮でプリっとしているもの、ただ、胡麻だれの味が濃く、ご飯と一緒でないとという味付けでした。


間もなく、丼もやってきました。


プリンセスマイラーの正しい休日の過ごし方


ご飯の上には、胡麻が振りかけられており、その上に、いろいろなお刺身がたたきのように刻まれ、きゅうり、刻みネギとともにうず高く積み上げられています。


そして、海鮮の脇には、海苔とわさびとしそが添えられています。


プリンセスマイラーの正しい休日の過ごし方


横から見ると、タワーのように高く盛られているのがわかります。


黄身醤油をつけながら、海鮮をいただいてみると・・・ねっとりとしたコクのある刺身の中に数の子のプリっとした歯ごたえがある、不思議な食感。ひとつひとつの刺身の味を楽しむのではなく、合わさった美味しさを味わうもの、初めての味わいですが、美味しいです。


黄身醤油は、わさびを溶いて、全部掛けてしまうのが、お薦めの食べ方のようですが、夫婦には、塩辛く感じそうだったので、少しにしておき、正解でした。お好みにもよりますが、最初に掛け過ぎない方が美味しいと思います。


さて、海鮮を食べ終わった後は、お茶づけが楽しめます。


板前さんに声をかけると、鯛だしをかけてもらうことができます。海鮮丼のご飯を残しておいてもよいですし、追加で盛ってもらうこともできます。


ご飯を追加してもらい、残しておいた鯛の刺身を載せて、お茶づけの完成です。


プリンセスマイラーの正しい休日の過ごし方

鯛だしは上品なお味。家で鯛のあら汁を作った時の鯛独特の強い風味やくせがありません。(きちんと下処理をすれば、家でも美味しい鯛のあら汁が作れるのだろうかと思いました)


三つ葉と胡麻の風味がよく、さらさらと、完食してしまいました。


海鮮丼としても、鯛茶漬けとしても楽しめる「ぜいたく丼」、1000円程度とお手頃価格なのもうれしい限り。旦那も妻も、食べている間、一言も話さず、海鮮を満喫しました。


普段出かけている「タカマル鮮魚店」のボリュームがある刺身定食とは対極にある上品な海鮮丼。海鮮の楽しみ方は、ボリュームか質か、その日の気分によってお店の使いわけをしたいと思いました。


さすがに1時間並ぶのは辛い、お昼時を避けて伺いたいと夫婦で話しながら帰りました。八重洲でしたら、こちらのお店が行列でも、他にも夫婦のお気に入りの選択肢がたくさんあるので困ることはないのも安心。


次回は、いくらや雲丹が追加された「松」を試してみたいと思います。

(他のお客さんも「梅」ばかりで、「特上」や「松」の実物が見られなかったのが残念でした)


ごちそうさまでした。



つじ半

03-6262-0823

東京都中央区日本橋3-1-15 久栄ビル 1F


つじ半魚介・海鮮料理 / 日本橋駅東京駅京橋駅
昼総合点★★★★ 4.0