せきねりゅうしの誤字脱字展、最近の連載作品を紹介します。http://blog.goo.ne.jp/sekineryusi


1.脚本「学校大奥」(ママは名探偵シリーズ)


 長池小学校を舞台に繰り広げられる女の戦い。主人公は3人、新垣季来子(しんがききくこ)、西野優季子(ゆきこ)、朝倉摩央(あさくらまお)。


季来子23歳と優季子19歳は姉妹であるが両親の離婚により、今は別姓。摩央22歳は季来子の大学の後輩で季来子をライバル視している。季来子は5年3組担任、摩央は5年4組担任、優季子は事務員。


その他の大奥登場人物


大木広子・・・季来子、摩央の担任する5年生の学年主任で5年1組担任、通称ラスボス。年齢は50歳前後だと噂されているが真実を知る者はいない。


山本華子・・・5年2組担任。陽気でしっかり者だが、酒癖が悪い。


由井弓菜・・・1年3組担任。4月に赴任してきた長池小学校に不信感を抱いている。真面目であるが融通が利かない優等生タイプ。


山北直子・・・保健室担当の養護教諭。大木広子とは天敵同士。バツイチで子供とは同居していない。


烏田美香・・・5年4組児童、新垣季来子親衛隊一番隊長を自認する。俊足が自慢であったが、オリンピック強化選手の朝倉摩央に敗れた。


天知マリー・・・5年2組児童、美香の親友。父はアフリカ人、母は日本人のハーフ。典型的な優等生であるが、プライドが高い。


近藤真子・・・1年3組児童、兄近藤光一は5年1組所属。不思議な言動で周囲を惑わすことも多いが、根は優しいしっかり者。



2.小説「今日もママはいない」


 主人公パスモは空き家を占拠し、仲間10人と共に生計を立てている。パスモがパスモたる所以は彼の持っている残高∞のパスモである。市役所福祉課の職員である瞳はコマメに11人の世話を焼きに家に来る。ある日、パスモは街で不思議な物語屋ドンキーと出会う。


10人の仲間達・・・カラーマン、パーマ、パワーゴング、ウータン、ボケチャ、ベーゴマ、ロングサリー、ペンチ、マルメガネ、ドロンジョ


3.小説「リケジョのスタッフ」


 主人公、緒形奈津は自らリケジョを志すがその適正は謎であった。奈津の恋人、酒田裕樹の視点から奈津を描いてみました。


4.他


 小説「不可解な幼児」


 エッセイ「神秘の数字」

絶対、相対などという言葉がありますが。


感覚というものは相対で成り立っているのかなあ、などと思います。


例えば味覚。


辛い、というのは、辛くない、ものがあるから、それと比較して辛いのであって。


辛いもの以外食べたことがなければ辛いことに気付きません。


ウルサイ、と感じるのは、ウルサクないものがあるからウルサイとか。


好き、というのは好きでないものがあるから好きだとか。


どれもこれもも比較によって相対的に判断しているのです。


相対的である感覚は身を守る武器にもなっています。


穏便な日常の中で、いつもと違うものを感じたら、それは危険の到来かもしれません。


危険を感じるから用心します。


用心することによって危険を回避します。


平和ボケ、などとよく言われますが、それは感覚の鈍化なのかもしれません。


そして平和な時にも感覚を磨くことが必要なのでしょう。


論理だけで生活せず、五感を使いたいですね。