常に
自由奔放にわたくしを翻弄する夫・・・
けれど、
上には上がいるのです。
ある日夫は同僚のO氏に
「どうです?イルミに行きませんか?」
とお誘いを受けたそうでございます。
《ま、それも楽しそうかもー。》
夫は軽い気持ちで・・・・といいますか、非常に軽くお尻で返事しちゃったそうでございます。はい軽く。
そしたらね、
先日に金曜日
「いつ行きますかね?イヴははずして25とか26とか?」
と、
いきなりの切り込み!!
ちょっとまってく~ださ~い。
確かにイヴははずしてますが、25日はイエスさんのお誕生日当日ですし、26日は金曜日なんですけれど・・・。
ラブラブな皆様に囲まれて都内の名所をおっさん二人で回るのか?
さすがの非常識人夫も仰天したそうでございます。
んでね、
「じゃ・・・今日行きましょうか?」
という流れに流された夫は、やりかけの仕事をそのままにハリアーの助手席にぽいと積み込まれ高田馬場へ。
わたくしの携帯に遺書のように
「イルミを見に行きます。」
って入っておりました
で・・・どんなだったか後で聞きましたところ・・・
《高田馬場で付け麺を食べてから車を置いて電車でアカサカサカスへ。その後六本木ヒルズの上に行った。》
ほう・・・。
きれいでしたか?
《うん、すごくきれいだったけど・・・・》
なんだかはっきりしない夫。
《エレベーターがさ、O氏が乗ったときに満員になってブザーが鳴ったんだよ。》
W大学ラグビー部出身のO氏。ありうることです。
《でさ、降りてほしいと・・・英語で話しかけられてさ。》
???
《だってO氏、普通じゃないほど大きくて目立つのにジャージだったからたぶん・・・海外から来た人だと思われたのかと・・・。》
尋常じゃないへこみようの夫。
いかにもサラリーマンないでたちで大変に小柄な夫と、でっかくってジャージ姿でギロッポンを闊歩するO氏。
《まわりがさ・・・避けて通るんだよね。》
ほう・・・。
《なんかさ・・・でかいジャージのO氏とわたしでさ、なんか・・・ゲイのカップルみたいに思われてるんじゃないかって・・・。》
それ以外どうにも見えないでしょうねと、爆笑してさし上げました。