本日、「第57回 大東文化大学 全国書道展」の結果が届きました。今回で3回目の出品となります。
前々回展では、最高が「特選賞
」、前回展では、最高が特別賞の「推薦賞
」を受賞させていただき、表彰式出席対象をいただき、作品展示もしていただき、懇親会への出席対象にもしていただきました(残念ながら、仕事の関係で出席できませんでした)。
例年、この書道展には、幼児から一般まで、約24,000点余りの出品があり、そのうち、「推薦賞」以上の特別賞が約800点余り(約3%強)選ばれます。 全国的に見ても、出品総数が多く、また大変レベルの高い書道展です。
特別賞に選ばれました作品は、半紙、条幅(半切)ともに、さらにレベルが高く、その中でも特に条幅作品は、超ハイレベルな作品ばかりですので、作品(画像)を拝見させていただき、大変勉強になっています。
いつかは特別賞を受賞させていただきたいなぁと思いつつ、毎年出品させていただいています。
それでは、いつものように、以下褒賞です。
(※昨年第56回展の受賞者数、半紙・条幅を併せての受賞者数)
<特別賞>(計.185名、うち一般19名)(約0.8%)
○文部科学大臣賞(4名、うち一般1名)
○外務大臣賞(4名)
○東京都知事賞(4名)
○中国大使館賞(4名、うち一般1名)
○大東文化大学学長賞(17名、うち一般2名)
○全日本書道連盟賞(18名、うち一般2名)
○全国書道高等学校協議会賞(18名)・・・高校生のみ
○大東文化学園理事長賞(23名、うち一般2名)
○書道研究所所長賞(26名、うち一般4名)
○審査員奨励賞(31名、うち一般4名)
○大東書道大賞(36名、うち一般3名)
※賞状(特大)、副賞(大型トロフィーか大型楯、軸本表装)、表彰式出席対象(賞状等受け取り時に作品画像・氏名等を大型スクリーンに表示)、記念祝賀会出席対象、大東文化大学展示室に表装作品展示(後日、表装作品自宅送付)、大東文化大学全国書道展特集号に作品写真・氏名等掲載
○推薦賞(635名、うち一般80名)(約2.6%)
※賞状(大)、副賞(高級墨)、表彰式出席対象、記念祝賀会出席対象(呼名時に氏名を大型スクリーンに表示)、大東文化大学体育館アリーナに仮巻表装作品展示、大東文化大学全国書道展特集号に氏名掲載
<特選>(約12%)
※賞状(中)、副賞(高級小筆)、机上陳列展示、大東文化大学全国書道展特集号に氏名掲載
<金賞>(約20%)
<銀賞>(約42%)
<銅賞>(約22%)
※賞状(小)、オリジナル栞、机上陳列展示
それでは、今回展で出品させていただきました作品は、以下の条幅(半切作品)2点、半紙作品3点の計5点です。
上段の条幅作品は、本書道展の書風等は大きく違い、本当は臨書作品ではなく、創作作品を出品させていただきたかったのですが、現時点では、まだまだ創作作品と言うまでの技能や作品づくりができていませんでしたので、敢えて、書き慣れていますこの臨書作品2点を出品させていただきました。
条幅作品の結果は、以下の通りです(今年は、どの作品が何の賞を受賞させていただいたか分かりますように、条幅・半紙の部ともに、欄外へ鉛筆書きで、作品名を記入させていただきました)。
昨年と同じ題材の空海「灌頂上記」(右:前回展で全く同じ題材で出品)が「特選賞」、顔真卿「裴将軍詩」(左:前回展では大字作品で出品)が「金賞」を受賞させていただきました。前回展同様の上位賞受賞に大変嬉しく思います。
そして、半紙作品の結果は、以下の通りです。今回展では、半紙作品は、「雅印」のみで出品させていただき、余白を生かした清潔感を入れさせていただきました。
条幅作品よりも自信がありました半紙作品ですが、一番右の普段あまり書き慣れなく、昨年の今頃、隷書体という未知の書体に、見様見真似で初めて挑戦させていただきました「木簡」の作品が、条幅・半紙作品併せて、上位約0.4~0.5%の特別賞「書道研究所所長賞」という大変狭き門の受賞をさせていただき、とても驚いています!
さらに、前回展で全く同じ「半紙の部」で同じ題材で出品していることが、本日、ブログを書かせていただいている時に気づきました。全く同じ作品でも、特別賞に入賞させていただけるのが分かりました!
作品としては、余白の取り方、全体の動きや流れ、字形など、未熟な部分は多々ありますが、「木簡」特有の線質をまずまず出すことができ、かすれも無理がなく無難な感じだと思います。
しかし、ここまでの上位賞に入賞させていただけるとは夢にも思っていませんでしたので、心から光栄に思い、また大きな自信に繋がります。どうもありがとうございますm(_ _)m
そして、残り2作品は、いずれも創作作品でして、今年の「第54回 伊勢神宮奉納書道展」において、「伊勢神宮敬崇会賞
」を受賞させていただきました作品と同じ作品です。
半紙作品の一番左の作品が「特選賞」、中央の作品が「金賞」でした。条幅・半紙作品5点ともに、上位賞に入賞させていただきましたので、これも大きな自信に繋がります。
以下、同封されていました表彰式関係の書類の一部です。この時期は、仕事が極めて忙しくなる時期ですが、仕事を早目に進めて、何とか表彰式に出席させていただきたいと思います。
それでは、この度お世話になりました大東文化大学の審査員の先生方をはじめ、大学関係者の皆さま、その他関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。
今回展での受賞は、今までで一番の励みとなりました。しかし、まだまだ未熟で発展途上の身でありますので、今後も益々精進させていただきます。よろしくお願いいたしますm(_ _)m
<追伸です!>
また、いつもの出品作品郵送封筒です。この封筒も、何度となく書かせていただいていますので、少しずつ良くなってきている感じです。細字の練習にもなりますので、今後も頑張らせていただきますので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m