今、私が使っている文房四宝のうち、墨は墨汁の「中濃墨液」、半紙は「雅静(がせい)」(100620円)という濃墨に適している紙、そして、筆はかなり大きい規格のもの(穂長:7cm、根元の穂径:1.5cm、筆全体の長さ:33cmの羊毛)です。

 ちなみに硯は使っていません。墨汁は、単なるプラスチックの容器に入れています。なので、文房三宝ですね!

 その中で、特に筆は半切に4~6文字くらいの大文字が十分に書ける大きさです! 

りゅうちゃん2のブログ-筆②

りゅうちゃん2のブログ-筆①


この筆は半紙作品を書くにはかなり大きく、また羊毛なので超~腰がなく、書道を再開したときには、まずこの筆を使って作品は書けなかったと思います。しかし、最近は少しずつ腕が動きつつあるので、適度なかすれや勢いなどが少しずつ表現できるようになってきました。

 

この筆は一旦墨を含むと、半紙の四文字作品(行草書)の場合、一度にすべての文字が余裕で書けてしまいます。そして、使っている墨が中濃墨のせいもありますが、多く墨を含んでも、ほどよい滲みやかすれがきれいに出るので、書いていてとても気持ちがよいです! 特に、「一字書」の書き具合は抜群です!! しかし、半紙の楷書作品を書くときはちょっと厳しいので、違う羊毛の筆を使っています。

 

 この筆を使うようになったのは、今年7月初旬の「全国公募千字文大会」の一字書の練習の時からです。それまでは、本当にごく一般的なお習字用の硬めの小さい筆を使っていました。この大筆を使うようになってから、書道展の入賞も上位賞になることが多くなってきました!

 

  ただ、この大筆はインターネットオークションにて、送料込み「1,000円!」で落札したものなんです!しかし、自分にとっては、とても書きやすい筆ですので、しっかりメンテナンスをして、長く大切に使おうと思います。

 遅くなりましたが、オークションで出品していただいた方にも本当に感謝です。ありがとうございました!(^_^)