本日、「第6回 一文字書道コンクール」の審査結果が届きました。今回、初めての出品で、「課題の部」に2点(健、佳)、「自由の部」に2点(龍、無)の計4点の作品を出品させていただきました。今回の課題の部は、「にんべん」のつく文字が条件で、もちろん「人」でも構いません。
4点出品しても、出品料は1,000円という格安なものでしたので、とても良かったです。また、今回初めての出品でしたので、いろいろわからないことをご質問させていただきましまたが、事務局の方が丁寧かつ親切に教えてくださり、とてもありがたかったです!
さて、以下が出品した作品です。
今回の出品総数は、全国から2,500点余りということで、幼稚園から一般まで幅広く出品されていました。
賞は「課題の部」、「自由の部」別々に、
<上位入賞>
大賞(課題・自由各1点)・・・計2点(うち、一般は、自由1点)
準大賞(課題・自由各2点)・・・計4点(うち、一般はなし)
特選(課題12点・自由14点)・・・計26点(うち、一般は、課題・自由各1点・・・計2点)
準特選(課題26点・自由25点)・・・計51点(うち、一般は、課題・自由各3点・・・計6点)
上位入賞総数・・・計83点(うち、一般は、課題4点、自由5点・・・計9点)
(うち、団体出品は77点、個人出品は6点)
※ここまでが、表彰式出席対象
<入賞>
金賞(課題・自由各約50点)・・・計約100点
銀賞 → 入賞数は不明
銅賞 → 入賞数は不明
<以下、すべて入選 → 入選数は不明>
※全作品が展覧会場展示
私の結果は以下の通りとなりました。
(空欄は入選です。)
4作品中、「自由の部」の1作品(無)が準特選、「課題の部」の1作品(健)が銀賞でした。準特選の作品は、33点~83点/2,500点余りでの最上位の受賞であり、大変光栄に思います。
さらに、私以外の大賞~準特選を受賞された方々は、毎日書道展、独立書展、他大きい書道展で、かなりの上位賞に入賞された方々ということが判明しました!! 半紙作品しか書かない私にとって、そのような中での受賞も、大変栄誉に思います!
また、上位入賞のみに限ると、個人での出品数が少ないのかどうかわかりませんが、個人出品の受賞者がとても少ないです。いろいろな書道展を見ると、団体出品が有利というものもありますが、今回はどうなのでしょうか?
今回の出品では、この4作品の中で、何か1作品でも入賞すれば嬉しいと思っており、その中でも「龍」の作品が自分としては見応えがあるかなと感じていましたので、結果がちょっぴりショックでもあります(ToT)
また、この「龍」の字は、自分の雅号(龍峰)の一文字でもあるので、それもまた・・・という感じですね。
しかし、この「龍」の書き方は、少々アレンジしまして、最後に点を一つ打つのが草書体ですが、敢えて、行書風にわざと三つの点を打ってみました。もしかしたら、それがマイナスだったのでしょうか?? でも、この「龍」の字は、全体的に線質が一本調子で、草書にしては硬いですよね。
今回、準特選をいただいた「無」は、先月審査結果が発表された「第35回 全国公募千字文大会」の練習のときに書いた作品の一つです。この「無」は、「千字文大会」の一字書部門でも「賞候補特選」という特別賞により近い特選賞をいただきました。この字は何か審査に有利にはたらく要素があるのでしょうか?
今回出品した「無」の作品は、最終的に2点に絞って、力強いほうを「千字文大会」へ出品し、なめらかで流れのあるほうを今回の「一文字書道コンクール」に出品しました。
この「無」の字は、自分としては悪くはないと思いますが、それほど評価されるようには思っていませんでした。ただ練習の時は、短期集中で、出品のことはほとんど考えずに、仕事のストレスを発散させたい一心で、特に「無心な気持ち」で、半紙いっぱいに書いた記憶があります。それが良かったのでしょうか?
長々となってしまいましたが、こんな感じです。
準特選以上の受賞者は、10月13日(日)に、栃木県矢板市文化会館にて表彰式がありますので、ぜひ出席させていただこうと思います。
この度、コンクールに関わっていただいた皆様に感謝し、未熟ではありますが、これからも皆様に喜んで見ていただける作品を書ければ嬉しいと思っています。
どうもありがとうございました!!