キスだって左利き ー告 白ー13 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

玲奈と珠理奈はクリスマスイブの時のことを話題にし、

 

長い時間おしゃべりをしたのだ。

 

そして、玲奈はふと思う

 

(このまま、この部屋に泊まりたいなあ・・・)

 

「そうだ!真那もいないし、玲奈ちゃんこの部屋にとまりなよ!」

 

いきなり珠理奈が玲奈に向かって言ったのだ。

 

心を読まれたのかと思った玲奈は

 

心臓が止まる思いをしたのだった。

 

「え・・・あ・・あの・・その・・」

 

玲奈は慌てふためいた。

 

「どうしたの!玲奈ちゃん?」

 

珠理奈は落ち着きのない玲奈を不思議に思った。

 

「な・・なんでも、ないよ!うん、泊めて貰うよ!」

 

こうして、玲奈は珠理奈の部屋に泊まることになったのだ。

 

夜の11時を回る頃、

 

二人はツインベッドに横になりながら寝る体制へと・・

 

「珠理奈・・・お願いがあるの?」

 

「なに??」

 

「今度、珠理奈が走っている所の絵をかきたいの

 陸上部に見学しながら描いてもいいかな?」

 

「玲奈ちゃんになら、大歓迎だよ!」

 

「ありがとう!」

 

そして、珠理奈が先に眠りに落ちる。

 

だが、玲奈は珠理奈が近くにいると思うと眠れずにいた。

 

玲奈は起き出し、珠理奈の近くへ行き

 

寝顔を愛しい目で見つめる。

 

(もう、この想いに嘘はつけないよ・・・

 進級するまでに告白しよう)

 

玲奈は暫く珠理奈を見つめてから眠りに着くのだった・・・

 

 

 

 

       

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