玲奈と珠理奈はクリスマスイブの時のことを話題にし、
長い時間おしゃべりをしたのだ。
そして、玲奈はふと思う
(このまま、この部屋に泊まりたいなあ・・・)
「そうだ!真那もいないし、玲奈ちゃんこの部屋にとまりなよ!」
いきなり珠理奈が玲奈に向かって言ったのだ。
心を読まれたのかと思った玲奈は
心臓が止まる思いをしたのだった。
「え・・・あ・・あの・・その・・」
玲奈は慌てふためいた。
「どうしたの!玲奈ちゃん?」
珠理奈は落ち着きのない玲奈を不思議に思った。
「な・・なんでも、ないよ!うん、泊めて貰うよ!」
こうして、玲奈は珠理奈の部屋に泊まることになったのだ。
夜の11時を回る頃、
二人はツインベッドに横になりながら寝る体制へと・・
「珠理奈・・・お願いがあるの?」
「なに??」
「今度、珠理奈が走っている所の絵をかきたいの
陸上部に見学しながら描いてもいいかな?」
「玲奈ちゃんになら、大歓迎だよ!」
「ありがとう!」
そして、珠理奈が先に眠りに落ちる。
だが、玲奈は珠理奈が近くにいると思うと眠れずにいた。
玲奈は起き出し、珠理奈の近くへ行き
寝顔を愛しい目で見つめる。
(もう、この想いに嘘はつけないよ・・・
進級するまでに告白しよう)
玲奈は暫く珠理奈を見つめてから眠りに着くのだった・・・
じゅりれな小説
松井玲奈・松井珠理奈応援ブログ
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