1年が早くたってしまいました。
1年更新していませんでした。
4度目の再発が決まってからはや2年が過ぎました。
分子標的薬リムパーザ前年7月から1年飲み続けました。
腫瘍マーカーCA125はおおむね一桁推移でした。
8月1年経ったことですしCTを撮りました。
リムパーザ飲む前の前年6月の結果との比較では
腹膜播種、わずかながら更に縮小。病的リンパ節腫大なし。
骨に転移を疑う変化なし。他新規転移なし。
ところが8月23日から熱が出始め、CT結果を聞きに行った時はその日だけ
熱が下がったけれど実に35日熱が。
カロナール飲むと一旦下がるがまたでてきて。
8度7分くらいまで。
がんの主治医はCT結果も良かったのでがんからの熱ではないと。
結局原因がわからず他の4ヵ所の病院へ。
大きな病院でいろんな検査したけれど・・・
その病院からの帰り道1m歩くことも大変になり何とか帰り着いて動けずにいたら
病院から電話がありました。血液検査の結果貧血がひどく翌日輸血することに。
その後がんの病院に行くよう言われて、リムパーザ中止となりました。
他の検査でも原因は特定できていませんでした。
主治医の見解はがんの熱かもしれない。がんで熱の出る人はいくらもいるから。
様子見てください・・・
熱をカロナールで調整しながらずっと過ごしている患者さんもいると。
このまま熱が出続けこんな何もできない日々をずっと送ることになるかもという
恐怖と絶望。
そしてカロナール飲んでも熱が下がらない日が来て、何か処方してもらおうとがんの病院に電話しました。祭日だったことも気が付かずにいて救急外来で診ていただくことに。
するとたまたま、呼吸器内科のベテラン医師が担当ですぐにCT,レントゲンで白い影が。
薬剤性間質性肺炎の可能性がと。それまで(がんの影響で腎臓片方結んでいて機能せず)腎臓の値が悪くなっていて造影剤入りのCT撮るのを躊躇されていた。この呼吸器内科の医師の話では
肺の場合造影剤なしで大丈夫とのこと。
熱だけで咳が全くなかったのが肺炎疑われなかった原因かも。
すぐ入院と言われたけれど月曜日にしていただき何とか入院。
まだ他の可能性もあるからと検査し、9月27日、気管支鏡検査(いろんな副作用の出る
可能性のある怖い検査)の直前に熱が下がって、お願いして数日様子見にしていただくことに。
その後もう熱は出ず・・・土曜日からステロイドの治療が始まりました。
やはりリムパーザによる間質性肺炎だったようです。
リムパーザで間質性肺炎になる確率は0,2とか0,6%の確率だそうです。
それでまさか・・・ということだったのかも。
はじめ2か月の治療予定がすぐに効果が出始めて入院も3週間の予定が12日目で退院でき、少しずつステロイドの量を減らしていくことになりました。
10月20日。ステロイド終了。この呼吸器内科の医師がいろいろ調べてくださってこのリムパーザが、2度と投与できない禁忌薬ではないと。
主治医と話し合って決めてくださいと言われていたが、主治医はあっさりとすぐにリムパーザ再開と。
それも初めは量を減らすと言われていたが結局今までと同じに。
しばらく休薬していたのでマーカーが心配だったが逆に下がっていてびっくり。
すっかり痩せて筋力が落ちてしまったけれど、できる限り写真撮りに行き少しずつは回復してきているかも。
長い長いお話になりましたが今はとても元気になりました。
このゾンビ熱騒動については詳しいことは私の15年続けている ブログ、『 生きる。撮る。 』に。
また沢山の写真載せていますのでよかったらのぞいてみてください。
今年も何とか無事に生き抜けました。、
今闘病中の皆様、医療は本当にすごく進歩しています。
どうか希望をもって一歩また一歩進んでくださいますよう。
治癒に向かわれることお祈りします。
また来年も感謝の気持ちで生きたいと思います。
富士山と川霧