若くしてモテる男子とは | ビール姫のブログ

若くしてモテる男子とは

「青春」だなんていうと恥ずかしいけれど、

私にも一応ありました、それは高校生の頃。


私が通っていた都立立川高校は、

おそらく、これ以上ないというくらい、自由な学校で、


私服だし、外出も自由だし、好きに授業もサボれるし、

(もちろん、一定数出席しないと成績に支障が出ますが)

社内行事もほとんどが生徒主体目


先生がお休みによる「休講」(通称ブランク)があれば、

ふらりと校外に出て、ゲームセンターとかバッティングセンターに行ったり、

とにかく自由気ままに過ごせるのです。




そして、年に一度の一大イベントが、体育祭。

体育祭そのものがイベント、というより、


体育祭に向けて制作する「キャンバス」なる張りぼてが、

まさに立高名物だったのです。


キャンバス・・・ああ、懐かしい響き叫び



これは体育祭での応援団の「反響版」となるもので、

タテ10メートル×ヨコ20メートルくらいの(もっと大きい?いや、小さい??)

巨大な張りぼてを、1ヶ月くらいかけて、

みんなで新聞紙をペタペタ貼って、作っていくのです。


時には授業をサボったりして。

時には徹夜までしたりして。


そして体育祭が終わると、このキャンバスを燃やして、

なぜか涙したりしながら、キャンプファイヤーをするのですメラメラ




このキャンバス制作を仕切るのが、

「キャンバスチーフ」略して「キャンチー」。


全学年タテ割りで、8クラスが4チームになるので、

この栄えある「キャンチー」の座につけるのは、全校でわずか4人。そして男子。

しかもチャンスは、2年生のときのみ。


キャンチー=学年で最も目立つ男の子=モテる男の子

ということで、キャンチーは、男子生徒みんなの憧れの的だったのです。たぶん。

(どうやって選出されていたのかは、不明。暗黙の了解的に決まっていた気が)


===


さてさて、前置きが長くなりましたが、

昨夜はそんな元「キャンチー」なお二人と、

20年ぶりくらいに再会することに。


学年1コ上のW先輩の広告代理店と、

弊社がお仕事でご一緒させていただいたことから「久しぶりに飲もっか」となり、


先輩がつながっていた大手メーカー勤務の同級生、Nくんも誘い、

この「歴代キャンチー2名」との、ある意味豪華な顔ぶれが実現したのです。







高校時代の人気者の男の子って、

「話が面白い」が絶対条件で、そればかりフォーカスされがちだけれど、


「気が利く」「マメ」「謙虚」「適度にエロい」といった、

いわゆる男子のモテ条件も、実はしっかり満たしていたんだなあと、

お2人と再会して、そんなことを実感してしまいました。



高校時代、本当に楽しかったな~得意げ


ワタシは、当時は少し変わり者で、

コワい先生にも真っ向から立ち向かう、気が強い女の子だったようです。

(今では、とてもまっとうな大人になったはずチョキ




なんだかほろ苦いような、でもものすごく懐かしくて楽しくて、


「人生って、長く生きるって、いいなあ」


なんて、柄にもないことを感じてしまった夜でした音譜



来年1月の大同窓会に向けて、痩せなきゃなーーー