卒業生の活躍に密着!

卒業生の活躍に密着!

了徳寺学園を卒業し、活躍している卒業生に密着!

了徳寺学園を卒業し夢を叶えた卒業生に密着!


了徳寺学園ならではのカリキュラムで『臨床力』と『即戦力』を身につけ、活躍中の卒業生の一日に密着し、ご紹介します。

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今年度のオープンキャンパス・入試情報をお知らせいたします。


今年度のオープンキャンパスは1月31日(土曜日)が最終日となっております。

柔整科、鍼灸科どちらの学科が自分にぴったりかまだ迷っている…という方や、新高校三年生向けに柔整科、鍼灸科両学科の体験授業が出来るお得な内容となっておりますので、少しでも興味のある方はお気軽にご参加ください。
(なるべく前日までにご連絡ください。)

また、1/31は都合が悪い…という方には個別に学校見学、個別相談を行っております。

こちらは、予約制ではありますが、なるべく希望のお時間にご来校頂けるよう調整いたしますので、お気軽にお電話にてお問い合わせください。


平成26年度の入試は残り2回となっております。

詳しくは学園のHP『入試』をご覧ください。


次回の更新は1/28を予定しております。


今回も前回に引き続き、医療法人社団 了徳寺会 『両国みどりクリニック』に柔道整復師として勤務され活躍している卒業生をご紹介いたします。


今回ご登場いただきますのは佐々木先生。




佐々木先生には、以前、現場で活躍する卒業生のコーナーにも一度ご登場いただいており、二度目のご登場となります。

先生は在学中、現在の医療法人社団 了徳寺会の前身である徳友会グループの浦安にあるクリニック内の整形外科にてアルバイトされており、卒業と同時に就職し、その後4年ほど物療スタッフとして勤務されていました。
その後、一度徳友会グループを退職、整骨院にて勤務しておりましたが、当学園の教員の勧めで、柔整科の教員を目指し、両国みどりクリニックに就職。

平成26年の4月より、平日は物療スタッフとして、週末には全国柔道整復学校協会が行っている専科教員認定講習会へ出席し多忙な一年間を過ごされました。


あまりなじみのない『専科教員認定講習会』と柔整師養成施設にて学生に教えることが出来る『専科教員』について、簡単に説明しますと、柔整師になりたい、と入学を決めた方達に柔整師としての専門知識を教える授業を行う際にいくら優秀な柔整師であったとしても、ただ柔整師である、というだけでは資格がありませんので教えることは出来ません。

全国柔道整復師学校協会が行っている「専科教員認定講習会」を受講し、資格を得なくては授業を受け持つことは法律で禁止されているのです。

この専科教員講習会の受講資格は、柔整師の免許を取得後、3年以上の実務経験を有する者であること、そして、講習会を受講するするにあたり、高い倍率の厳しい試験に合格した者のみが受講することが可能です。
この講習会は定員が定められており、西日本、東日本で各40名ずつしか受講できません。
柔整師としての実務経験が3年以上でも5月に行われる試験に合格しないと受講することが出来ない狭き門です。
佐々木先生は5月に受講資格を得るために試験を受け、無事合格。
6月から毎週のようにに行われる講習会にご出席され、10月に行われる講習会修了試験を無事に突破し、晴れて専科教員として専門学校にて専門科目を教える資格を得ました。


柔整科の専任教員という狭き門を突破し、講習会を受講した佐々木先生に色々とお話をお伺いしました。


― 先ずは、柔整師を目指したきっかけを教えてください。

『私が柔整師を目指したきっかけは、大学時代のアルバイトですね。
体育大学の学生の頃、フィットネスクラブでアルバイトしていました。インストラクターをしておりましたがその際に、お客様から医学的な知識や技術を求められることがあり、また、大学で習ったスポーツ医学の授業がとても興味深いものだったこともあり、専門的な知識を得たい、と考えるようになりました。
私は陸上部に所属していたのですがお世話になったトレーナーさんが柔整師だったこともあり、柔整師を目指しました。』

― 在学中も働いていましたか?

『はい。入学後に先生に紹介していただいた了徳寺会のクリニックでアルバイトをしていました。系列のクリニックでしたので、在校生や卒業生も多く、働きやすかったですね。』

― 学業と仕事、やっぱり大変でしたか?

『もちろん大変でした(笑)それでも、在校生の皆さんにはぜひ、クリニックや整骨院などの医療関連施設で働きながら通学することをお勧めしたいと思っています。
臨床の現場で働きながらですと授業の理解度が格段に上がりますし、実際に患者さまと接する機会も多いですので、即戦力や臨床力もあがりますから。』

― 実際にどのような部分で勉強になりましたか?

『浦安のクリニックでアルバイトをしていた際、指導していただいていた女性の上司の先生には特に色々とお世話になりましたね。女性ならではの目線で、細やかな気配りや患者さまへの対応などを教えて頂きました。
アルバイト時代やその後、就職してからもたくさんのことを教わることができ、今でもその知識や患者さまへの対応の仕方など、とても役立っていると思います。』

― 在学時の学校での様子はいかがだったでしょうか?

『3年間同じクラスメイトと一緒に過ごしますので、本当に家族のような存在でしたね。
毎日顔を合わせて過ごすのがとても楽しみでしたし、卒業する時はすごくさみしかったです。』

― 確かに、国家試験という同じ目標に向かって一緒にがんばりますもんね。

『目的が同じですから、とても仲良くなりましたね。本当に大変な3年間でしたが充実していましたし、楽しく通学できましたね(笑)
授業も基礎から実際に臨床の現場で活躍されている先生が教えてくださいますので、とてもしっかりと教わることができました。クラスメイトと練習したり、分からないところは先生に聞きに行ったり、アルバイト先で先輩に教わったり…本当に充実した3年間でした。』

― アルバイトと学業、忙しかったとは思いますがセミナーは受講しましたか?

『はい。一番受講したかったテーピングセミナーはしっかり受講しました。
系列クリニックでしたし、学園の教員、卒業生のスタッフがおりましたので、理解もあり、快く受講するために全8回のセミナーをなるべく全部受講出来るようシフトを組んでくれました。山本先生のテーピング技術やお話しはとても役立ちました。』

― 柔整科の専任教員を目指して講習会に通っていましたが、入学時から教員を目指していたのでしょうか?


『いえ、最初は全く考えていませんでしたね(笑)
医療法人社団 了徳寺会の前身の医療社団にて4年ほど勤務した後、実は一度、系列グループを退職しているんです。
退職後、整骨院に再就職して柔整師として勤務しておりましたが、お世話になった了徳寺学園の先生より『柔整科の教員になってみないか?』とお声をかけて頂いて…。
整骨院に再就職したばかりでしたし…とても悩みましたが、色々と先生からお話を聞いてやりがいのある仕事だな、と思いましたし自分でお役に立てるならチャレンジしてみよう、と了徳寺会に再就職して、講習会を受講することを決心しました。』

― 講習会を受講する際に試験もありますし、その後の毎週のように講習会もありますから大変だったのではないですか?

『学園の先生にお誘いいただいてから、講習会まであまり時間が無かったので試験の準備も大変でしたが、その後も毎週のように講習会に出席しなくては行けなせんでしたから、体調管理が大変でしたね(苦笑)』

先生の一日の大まかなスケジュールをお聞きすると、朝8時15分には出勤され、午前中の診療時間中は柔整師として勤務、午前診療が終わるとお昼休みですがその間も、時間があれば固定法などの自主勉強や先生方とのブリーフィング、そして15時半から18時半までの間、物療スタッフとして働き、帰宅時間は20時を過ぎる毎日。



空き時間には同じ柔整師として両国みどりクリニックに主任として勤務し、専科教員としての先輩でもある当学園教員の渕ノ上先生に色々と相談したり、固定法などを学生に教えるための勉強をして4月からの準備をされているとのこと。

10月までは休日は講習会に出席されていたこともあり、勉強漬けの毎日だったそうですが、『今は講習会が終わっておりますので、お休みの日はショッピングやウォーキングなど好きなことをしてリラックスして過ごしています。』とにっこり。

― 来年からは授業を教えることが出来るようになりましたね。

『はい。今後の夢は、専門学校の教員として学生さん達の資格取得のお手伝いをしながら、臨床現場でもしっかり患者さまをケアしていきたいと思っています。
幸い了徳寺グループでは、教員をしながらでもしっかり臨床現場で実務経験を積めます。
学生さん達に教える際に「生きた知識や臨床経験」を伝えられますし、それが他の学校にはない強みだと思いますので、先輩の教員の先生方のように、そして自分が学生の頃教えて頂いた「役立つ知識」を学生さんたちに伝えていければと思っています。』


在校時に教わった実技の授業は、柔整師として勤務している今でもしっかりと役立っているという佐々木先生。

『現場では常に在学中に教わった知識や理論を思い出し、患者さまのお役にたてるよう、実践しています。これからも柔整師として、患者さまの望む医療を提供できるように心がけたいです。どんな些細なことでもお気軽に相談していただきたいと思っています。』

みどりクリニックに通院されている患者さまへメッセージをお聞きするとそうお答えくださった佐々木先生。

― それでは最後にこれから柔道整復師を目指す方や学生にひとことメッセージをお願いします。

『学生のうちから医療に携わることをお勧めします。大変でしょうが、必ず役に立ちますし、勉強するうえでも理解度が深まります。頑張ってくださいね!』





佐々木先生が以前ご登場くださいましたページはコチラ


両国みどりクリニックのHPはコチラ





本日のおまけ。

両国みどりクリニックの物療ルームをちょこっとご紹介します。






最新の器具だけでなく、手技や臨床経験豊富な柔整師の先生方、理学療法士の先生方、チームとなって地域医療に貢献すべく頑張っています。


次回は1月21日頃更新予定です。


了徳寺学園の次回の入試情報、オープンキャンパス情報はHPをご覧ください。
当学園の大きな母体である了徳寺グループの大きな特徴として、関連大学の了徳寺大学、そして、医療法人社団 了徳寺会があることが挙げられます。

医療法人社団 了徳寺会は、地域医療に貢献するとともに、在校生の研修の場として、また卒業生が将来地域医療の現場で活躍できるようスキルアップの場としての役割を担っております。

そして、了徳寺会の中でも、在校生や卒業生が多く働き、また整形外科専門のクリニックとして、骨折や脱臼から、その後のリハビリにも力を注ぎ、リハビリ専門の器具を多く設置している両国みどりクリニック。
そのような環境もあり、両国みどりクリニックは一日の来院される患者さまが平均220人前後と一般的な街のクリニックよりも外来数がとても多いことが特徴。


今回は医療法人社団 了徳寺会の中の一つ『両国みどりクリニック』に勤務する当学園の卒業生の先生方にお話を伺ってきました。




右から、柔整科6期、鍼灸科9期ご卒業の渕ノ上先生。

渕ノ上先生は当学園柔整科の専任教員として実技系の科目や関係法規などの担当、そして三年生の担任を受け持っておりますが、授業のない午前中をメインに両国みどりクリニックの主任として勤務し、忙しい毎日を過ごされております。

中央の森本先生は、在学中は柔道部の選手としてご活躍され、在学中よりみどりクリニックにて受付のアルバイトをされ、資格取得後は柔整師として勤務されております。

左の佐々木先生は体育大学をご卒業後、フィットネスクラブにて勤務されておりましたが、更なる知識を得たいと当学園に入学、その後他の医療施設にて働いておりましたが、今年4月よりこちらのクリニックに就職されました。

忙しい午前診療を終え、ほっと一息ついた休憩時間中にお邪魔させて頂き、3人の先生方にお話をお伺いして参りましたので、これから3回に分けて、先生方のインタビューを掲載いたします。


今回は、写真中央、森本先生のインタビューをお送りいたします。



― 柔道整復師を目指したきっかけを教えてください。

『高校時代に柔道の稽古中に足を怪我した際に、柔道整復師の先生に手当てしていただきました。その時に「柔道整復師」というお仕事を意識しました。
高校卒業後は、大学に進み柔道を続けておりましたが、大学卒業時に柔道整復師になろう、と改めて決意し入学を決めました。
在学中は、整形外科の受付や系列校の了德寺学園リハビリテーション専門学校(現在は関連大学の理学療法学科と統合されております)の事務職員として勤務しながら、学園柔道部としても稽古に参加しておりましたはの、本当に忙しかったですね(笑)』

― やはり働きながらの通学は大変でしたか?

『はい(笑)仕事と勉強の両立は思ったより大変でしたが充実していました。何より、クラスメイトと知り合えたことはとても素晴らしい経験だったと思います。』

― 3年間、同じクラスで勉強しますもんね(笑)

『一緒に勉強したこと、沢山語り合えたこと…。本当に楽しかったです。色々な考え方を持った人たちと過ごして同じ「国家試験合格」という目標に向かって頑張った3年間は財産だと思っています。』

― 学校の勉強にアルバイトに、柔道、本当に大変だったでしょうね?

『それでも、時間をやりくりしたり、シフトを工夫してもらったりして、興味を持っていたセミナーに参加することが出来ました。』

― どのようなセミナーを受講されましたか?

『私は自分が柔道をやっていたからというのもあり、「テーピングセミナー」を受講しました。講師の山本郁榮先生は自身もオリンピック出場経験をお持ちになっていらっしゃる先生ですので、選手側の気持ちを踏まえてのテーピング方法など普通では聞くことのできない貴重なお話をして頂きました。
そして、実際に学生一人一人に丁寧に指導してくださって。ちょっとした巻き方のコツや、使うテーピングの種類等により効果が変わったり、きちんと巻けるようになったり…本当に受講して良かったです。それから、卒業生向けのセミナー。
時間が許す限り今でも参加するようにしていますし、了徳寺会で行う勉強会にも積極的に参加し、患者さまにとってより良い施術が出来るよう勉強するように心がけています。』

― では両国みどりクリニックに就職を決めたいきさつを教えてください。

『そうですね、私は学園柔道部の選手として所属させて頂いた、というご縁もありましたが、先輩や先生方から「とても良い環境で患者さまに施術することが出来るよ」と勧めて頂いたのが一番の理由です。』

― 実際に入職していかがでしたか?

『両国みどりクリニックをはじめとして、了徳寺会の整形外科、クリニックは本当に患者さまの来院数がとても多いのが特徴です。
その為、柔道整復師や理学療法士の先生もたくさんいらっしゃいますし、何より卒業した了徳寺学園の柔整科の先生方も勤務されています。
患者さまに対して100%の気持ちで施術させて頂いておりますが、先生がたが沢山同僚として働いているという今の環境は心強いですし、本当に勉強になりますね。
同じねん挫でも、先生によっては自分とアプローチの仕方が違う場合もあります。柔整師と理学療法士とで違う場合もありますし…。
そのような自分との違いをすぐに聞くことができますし、沢山の知識を吸収できるというのは恵まれていると思っています。』



(両国みどりクリニック2F リハビリテーション室)

両国みどりクリニックの2Fには、理学療法士の先生が常におり、患者さまが怪我をされる前の生活、よりよい生活を送れるようサポートしており、怪我を治すだけでなく、患者さまが治癒された後の生活について、怪我の予防までを担っております。
そんな環境だからこそ、同じねん挫でも多数の先生方とのブリーフィングが可能となり、患者さまにとって「最善」と思われる施術、治療を行うことが可能なのです。

― 柔道整復師として現場に出られた際に、学校で習った技術や知識は役に立っていますか?

『もちろんです。在学中は基礎から応用まで実際に現在一緒に働いている先生方に教わりました。
ですから、実技の際にも基礎をきっちりと教えてくださいましたし、実際の現場での応用に関してもかなり詳しく教わることが出来ました。
実際に柔整師として患者さまを手当てする際に役立つことばかりでしたね。
そして、座学、生理学や理論系の授業に関しても国家試験対策だけでなく、患者さまに施術釣る際に必要な知識もしっかりと教わることが出来ました。
学園で習った知識や技術が私自身の基礎になっていますので、とても役立っていると思います。』

― 実際に柔道整復師として現場に立っている今、患者さまに接する際に気を付けていること、ポリシーなどはありますか?

『まずは、気持ちを込めて施術させて頂く、ということ、ですね。
患者さまの表情、立ち居振る舞いなどをきちんと診ます。そのうえで、声掛け、気配り、触れ方などを気を付けるようにしていますし、常に患者さまの気持ちを考えて行動するように心がけています。』

― それでは、今後の「柔道整復師」としてのご自身の夢を教えてください。

『少しでも患者さまに良くなって頂けるように、自分自身の技術や知識を高めていけたら…と思っています。患者さまからの「良くなったよ」とおっしゃっていただけたときの笑顔は本当にうれしいですね(にっこり)』

― これから柔道整復師を目指す方に対して何かアドバイスはありますか?

『そうですね…。柔道整復師は人と人との距離がとても近く感じられる、とてもやりがいのある職業だと思います。大変なこともありいますが夢に向かって頑張ってください、ですかね。』


柔道整復師として多忙な毎日を送る森本先生。
休日は家でのんびりすることが一番のリラックス方法だとにこやかにお話し下さいました。


最後に両国みどりクリニックにいらっしゃる患者さまにひとこと、とお願いすると元気なひとことを頂戴しました。

『患者さまのみなさま、今後も気持ちを込めて施術させて頂きますのでよろしくお願いします!』


両国みどりクリニックは、森本先生をはじめ元気いっぱいの明るい物療スタッフの先生方や理学療法士の先生方、チームとなって患者さまの手当に全力を尽くしています。
また、当学園理事長が開発したストレスフリーを体験できる施設も併設され、地域医療に大きく貢献するクリニックとして両国のみなさまの健康に大きく貢献しており、当学園在校生、卒業生の研修の場としても大きな役割を果たしております。

両国みどりクリニックHPはコチラ

ストレスフリー療法についてはコチラ



本日のおまけ





両国みどりクリニック2Fのリハビリ室につきましては、クリニックの掲示板でもご案内しておりますので、ぜひ、チェックしてみてください。
…あれ?見たことある先生がいるような…?JATI-ATIセミナーを受けた学生さんは、きっと分かりますよね(笑)


さて、今年度の更新は今回が最後となります。
12月は更新が滞りがちになってしまい大変申し訳ありませんでした。

次回は1月12日ごろに両国みどりクリニックに勤務する卒業生Part2、として、佐々木先生にご登場いただきます。

今年度、お忙しい中、このブログにご登場くださいました卒業生の先生方、更新が滞りがちなブログにもかかわらずご訪問くださいました皆様、本当にありがとうございました。


みなさま、良いお年をお迎えください。
そして、2015年も実り多き一年になりますようお祈り申し上げます。