Travel in an ordinary life
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台北より

久しぶりにブログを更新します。
本当、気まぐれブログと化し、見てもらってる方には申し訳ないです。

実は今は旅先の台北から。
たまたま来る時空港で目についた本。
久しぶりにぐっと来るものがあり是非紹介したいと思いまして。
還るべき場所 笹本稜平 著

中国とパキスタンにまたがる世界で12番目に大きな山・ブロードピークと世界で2番目に大きな山・K2への登攀を舞台にそれぞれの登場人物がその舞台で出会うことでそれぞれの行き詰まった人生観に活路を見出していくといった話です。ストーリーも非常に面白い。

同じ本を読むにしても読む年齢によって捉え方が変わると思いますが、多分、この本を3年前とかに読んでたらきっと自分は違うように捉えていたのかもしれないなと読み終わって感じました。

『そもそも人生というものはつまらんものだ。若いうちなら勢いで突っ走れる。何にでも夢中になれる時期がある。それがそのうち惰性になり、世界のしがらみに絡めとられて何が面白いのか分からなくなる。しかしな、本当の勝負はそこから始まるんだ。つまらん人生に花を咲かせるのが本当の才覚。モチベーションが希薄なったなんて愚痴を言っているうちはまだ半端者だ。砂漠のような人生に大輪の花を咲かせることのできる人間こそ一流だ』(本文より抜粋)

$Travel in an ordinary life-九分
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