足柄茶セシウム問題、県の対応後手に。
おいしいお茶飲んでますか?きい房茶きぃぼぅです
神奈川県が、茶葉の放射性物質検査をしたのは、福島第一原発事故から約2ヶ月過ぎた、5月10日。
茶摘みシーズンもすでに迎えており、消費者の手に渡る前に新茶の流通を止める事は、
できませんでした。新茶が出回ったのは、5月6日からです。
ちなみに、きい房茶では、新茶はまだ入荷していません。
放射能を不安視する県内の農家さんなどからは、4月上旬頃から、
検査を求める声が県に寄せられていました。
にもかかわらず、県は「検査依頼は、農協中央会を通じて一括して申請してほしい」との説明を繰り返しました。
農協中央会の正式要請は、5月2日。
県が検査を依頼する農林水産省の外部機関は、
各都道府県ごとに検査実施日を決めており、5月10日に検査実施日を決めました。
よって、、前日の5月9日に採取した、茶葉からの検出とされます。
県は、対応が後手になった事について、
「5月上旬に出荷されると思わなかった。」
と、説明しています。
尚、現段階で、5月9日前に出荷したお茶全てに関しても、
検査をしています。