ときめくお片付けの続き・・・


私が長年、モノをなかなか捨てられない性分だったのは、

捨てるときにモノに宿った思い出などの情のせいで

踏ん切りがつかなかったり、

あとはただ勿体ないっていう単純な打算だったり。


前者の方は、未練がましい思いを断ち切って、

これを持ってることで、自分がわくわくするなら、とっておこう、

もうそれは過去のことなら捨ててしまおうって判断した。


後者に関しては、まだ新品だし、(私は使ってないケド)使えるし、

ってモノは売りに出したり、

mixiの地元のコミュニティーで欲しい人にタダで譲ったりした。


そして、これはちょっと

信じられないことだけど、

うちにあったほとんどの家具は、

私と旦那さんがそれぞれ一人暮らしをしていた頃から

使っていた超年季の入ったモノたち。

テレビボードは私が結婚する前、

6ヶ月しか住んでいない池尻大橋のアパートで

慌ててドンキで買った3000円のもの。

それを約7年、使い続けていたことになる汗


その他の家具も家電も、

新婚生活にもかかわらず、使えるものは

お金がかかるから買い換えるのはやめようねって

言って、ず~~~~~~っと使っていました。

壊れもしないから、買い換えるきっかけもなく、ここまで。




今回、例の本で、すごい勢いで片を付けるきっかけを

与えられた、という感じ。

でも、長年使っていたモノたちにはたとえ3000円であろうと

感謝の気持ちでいっぱいに涙

私がそれらの捨てる予定の家具をいったんベランダに出そうと

したら、不安そうな顔をしたりょうごが

男の子「ママ、なんでそれ捨てちゃうの?

 まだ、壊れていないのに」

「うん、でももう何年もお家で役に立ってくれたから、

そろそろお休みさせてあげないとね」

と言うと、

男の子「やだ~、りょうご捨てたくないよあせる

りょうごもまだ幼いのでしょうがないけど、

親に似て、まったく捨てられないタイプ。

人の物でも、捨てたはずのものがゴミ箱から

引き戻されていることがしょっちゅうむり


でも、しばらくすると、なにやらマジックペンを

持ち出して、テレビボードにカキカキぺーん3

ギョっとして覗いてみると、


ぺーん3「ながい あいだ パパとママとりょうごのために、

 てれびと でぃーぶいでぃー をのせて くれて

 ありがとう。 さようなら。」



う~ん、泣けた。

たかがモノですが、されどモノなんです。

我が家でモノを捨てるって大事件なんですよ、ほんと。


いぬねここども



そして一方、長いこと大事に大事にされているパキラさん。

こちらは、りょうごが2歳になる前に買ったものなので、

かれこれ4年のおつきあいですが、

当初より背が倍以上に成長して、鉢がはちきれそうだったので、

大きな鉢に植え替えましたヤシの木これで、もっと大きくなれる はず。