大手タクシー会社がスマホ対応促進 若者のタクシー利用を促す
大手タクシー会社が、スマホ対応を加速しているそうです。
法人のチケット利用が伸び悩んでおり、タクシー各社では個人客開拓を迫られているとのことです。主婦の子供送迎利用や高齢者や外国人の観光利用は順調に拡大しているそうですが、スマホ対応により若年層の新たな顧客開拓を狙いたいということのようです。
kmホールディングス(東京・港区)
自社グループの全3,100台を対象に、USB端子を差し込める機器を年内をめどに車内に設置し、スマホや携帯の充電無料サービスをするとのことです。
車体の窓ガラスに充電サービスができることを表示するステッカーを貼って、充電したいというニーズに対応します。
日本交通(東京・北区)
スマホ向け配車アプリをすでに提供しているネット決済は東京・埼玉などの一部地域でしたが、全国展開をしていくとのことです。このほど、全国約100グループの計2万台に対応できるようになりました。年内でこの半分のタクシーが導入する見込みとしています。
これは、乗客がスマホアプリから配車依頼をすると、確認番号が書かれたメールが届きます。この番号を乗車するときにドライバーに見せれば、降車時に現金を支払わずに済むというものです。決済は事前登録してあるクレジットカードから後日、引き落とされるというシステムです。
お客様側もドライバーも楽になる対応です。
東京無線協同組合(東京・新宿区)
電車を乗り過ごしてしまった乗客に、スマホで配車するサービスを都内で開始したそうです。乗り換え検索アプリ運営会社の「ナビタイムジャパン」と組んで、電車と一緒にタクシーの情報を案内し、GPSで自分がいる場所にタクシーを呼べるるいうものです。加盟会社の約4,000台で提供しています。
タクシーも顧客獲得のためにサービスを拡充していますね。
この記事で思うのは、旅館も同じ状況ではないかということです。旅に出てゆっくりしにきているのに、電話やパソコンはいらないでしょう!というのは古い考え方です。いまや、スマホやパソコンは旅の大切なアイテムになっています。
旅館で急がれる対応の一つとして、wifi環境の整備があります。ロビーやパブリックはもちろん、客室もネット対応がなければならない状況に来ています。
これからの需要として期待される若者や外国人は、ネット環境がない施設という時点で選択から外されてしまいます。いやいや、シニアの中にもパソコンやスマホ、タブレットを持って旅行している人がいます。旅行先から次の宿泊先を探したり予約したりしています。
もっと言えば、旅館スタッフ同士の連絡や通達をスマホを使って、メールや映像で行なっている旅館さんもでてきています。
旅館の皆様、スマホ対応を急ぎましょう。
㈱リョケン
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