最大112種類の飲物ができるディスペンサー　　　　　　　　　　　　　コカ･コーラフリースタイル

2011年8月2日に「ファウンテンディスペンサー」（濃縮されたシロップの原液を飲料水あるいは炭酸水で希釈してドリンクを製造するマシン）を、羽田空港第二旅客ターミナルのレストラン「エアポート・ダイナー」に、日本で初めて導入されました。

数種類のドリンクしか提供できませんでしたが、「コカ・コーラフリースタイル」は、コカ・コーラやファンタ、アクエリアス、スプライトなどのベースとなる14種に、オレンジ、バニラ、グレープ、ラズベリー、レモンなどの10種のフレーバーを混ぜ、最大112種類のドリンクが提供できるものです。

　　　　　↑ＩＴmedhia 記事より

東京のお台場にあるレストラン「キング・オブ・パイレーツ」（300席）では、週末には子供の人気が高く、単品でランチタイム300円、ディナータイムは500円でおかわり自由で提供。昨年10月の設置以来、お客様のリピート率も上がっているということです。

飲物はタッチパネル式画面で注文をします。1台で提供できるドリンクの種類は既存のディスペンサーのほぼ20台分にあたります。

ドリンクの原液シロップは150倍の高濃縮タイプで、点滴などに使う医療用技術を転用して正確に希釈します。ドリンクの原液に液糖を合わせる工程は、ペットボトル製品を工場で生産するのと同じであり、味のバラつきもありません。

また、1時間ごとの出量はデータ化されており、店側の発注や顧客分析にも利用ができる優れものです。

現在の導入施設は、羽田空港「エアポート・ダイナー」、お台場の「キング・オブ・パイレーツ」のほか、　「マクドナルド」朝霞三原店の３軒のみ。これらの店舗ではドリンク売上高の合計が導入後に２ケタ以上の伸びを示しています。

今年は数十店に導入を予定、ベースドリンクにお茶系を加えたり、市販前の商品テストに利用するなど、今後の展開に積極的に取り組んでいく予定です。

＜日経ＭＪ・ITmedia＞

㈱リョケン
静岡県熱海市和田町16-1

ＴＥＬ　0557-83-2120

ＦＡＸ　0557-81-6246

※旅館情報など、お気軽にメールでお寄せください。

ブログ画像一覧を見る

元気ブログ『旅館の底力』