毛沢東はマルクスを読んでいない? | 中谷良子の落書き帳

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核武装・スパイ防止法の実現を

石平さん(中国系日本人の評論家)、加瀬英明さん(外交評論家)の対談より。
これを読んで中華思想の真実を知っていただきたいです↓

$Jellyの~日本のタブー~


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日・中の食文化の違い

○加瀬
「というと、第二次太平天国の毛沢東主席に、たいへんよく似ていますね。」

○石平
「似てます!中国の落ちこぼれの知識人が、イエスを悪用して、天下を取ろうとしたわけですからね。のちの毛沢東たちも同じ手口。

マルクス主義を利用して、国家を起こしました。
本当は、毛沢東は、マルクスを読んでいないかもしれない。

王宮にこもった洪秀全は、毎日、贅沢な食三昧。
外に出る意欲など、わくわけがない。

まわりに美女がいて、とびきりおいしい食事が、毎日、供給されるんですからね。
でも、何百人もの美女を囲っているイエス・キリストなんて、どこにいますか?

もともと、彼はフツーの落ちこぼれ受験生で、おそらく若いころは志もあった。
しかし、いったん、権力を手に入れれば・・・そこに、中国の伝統的な意識がよみがえってしまう。」

○加瀬
「洪秀全は、4000年の中国史の英雄のなかの1人ですよ。
天王としましたが、その一生と社会背景は、面白いですよね。」

○石平
「面白いことは、面白いですよ。
でも、問題は中国人で、いったん、英雄が権力を握ったら、庶民のことなどどうでもよくなる。

自分の享楽、それも形面的・哲学的、あるいは宗教とは無縁の、ハッキリ言って、肉体的亭楽しかなくなるんです。そういう意味で、洪秀全も、毛沢東も同じです。」

○加瀬
「洪秀全はキリスト教に基づいていたはずなんですが、彼のやったことを見ると、やはり儒教そのものですね。

自分が有徳者なんです。
徳を独占している者だから、全員がそれに従わなければならない。

そういえば、太平天国軍がかかげたスローガンが、

『奉天討胡(ほうてんとうこ)』

『天を奉じて』、『胡を討て』

といったのは、当時の清朝は、漢族にとって外国人である。
漢族の王朝でしたから、胡--夷狄(いてき)である清朝を、討伐しろということです。

全員が漢族の清朝が漢人に強制した弁髪を切って、その前の民朝までの漢人だった髪型の長髪に戻ったので、太平天国は“長髪の乱”とも、呼ばれていますね。

曽国藩も、李鴻章も、漢人ですが、曽国藩と李鴻章は

『名教、礼教を守れ』

という旗を掲げて、平定します。
名教とは名分を守るという事で、礼教とともに、儒教のことですね。

洪秀全の「奉天討胡」は、孫文が1911年の辛亥(しんがい)革命によって、およそ280年にわたった、外国人である満族による清朝を倒したときのスローガン

『滅満扶漢(めつまんふかん)』と同じものですね。」

○石平
「『狂人日記』の人を食うという、あってはならない話は、中国史には頻繁にあらわれます。
『春秋左子伝』にも、たがいの子を交換して、餓死をふせぐ話があります。

「名教・礼教」といっても残酷で、非人道的なイデオロギーです。
朱子学から始まったんですが、名教のなかに、たとえば1人の女性が15歳で嫁いで、18歳で旦那が死んだら、もう一生、再婚が許されない。

しかも、男と接触することも、一切、認めない。
永遠に自分の人生も、青春も葬られる。

この女性に、もし息子がいたら、旦那の死後は、息子に尽くす。
そういう社会構造のなかで、名教は一般の庶民に、それを強いたんです。」

○加瀬
「わたしも、そういう母親が欲しかったね。」

○石平
「ハッハッハ(大爆笑)。
しかしね、権力を握ってるやつが享楽(きょうらく)三昧です。

その一方で、庶民には禁欲的な生活を強制する。
今日、先生が、食文化から問題提起されたのは、文化の本質を突いています。

中国皇帝の1回の食事に出される料理は、何百品ですよ。
えんえんと長いテーブルにならべて・・・。」

○加瀬
「アメリカ映画の『ラスト・エンペラー』のなかに、そのシーンがありましたね。
北京の故宮の紫禁城で撮影したものなんですが、全国の料理を捧げた給仕人が、列を作って、それこそ数百人の給仕が、恭(うやうや)しく並ぶんです。

皇帝がちょっとだけ箸をつけるんですが、これは中国全土の料理に、箸をつけるという、ひとつの統一の儀式なんです。

日本でも、天皇陛下が即位されるときの大嘗(だいじょう)祭がありますね。
口や、箸をつれられるのではないですが、全国からお米とか、野菜を集めるから、似たような発想なのかもしれませんね。」

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★【尖閣防衛】7月3日の出漁報告と時事通信の報道姿勢★

尖閣諸島の実効支配強化の一環として、皆様のご支援の下で進めてきた「尖閣諸島漁業操業計画」ですが、7月3日に10隻の漁船団を組んで尖閣諸島近辺で操業してまいりまし­た。当日の状況などを水島よりご報告させて頂くとともに、時事通信が配信した『右翼団体』という表現に対する考えをお話しさせて頂きます。



★【快刀乱麻】封印された愛国心★

『頑張れ日本全国行動委員会』と石垣島の漁協の皆様による「尖閣諸島漁業操業行動」に関し、時事通信が「右翼団体」なる表現を用いて、その行動をいかにも軽率な行動である­かのように報道した件について、国防の義務と愛国心、戦後日本の観点からお話しさせて頂きます。



★【魔都見聞録】江藤淳の予言、菅直人・権力への妄執★

保守の先哲・江藤淳が、10年以上前に警告していた「菅直人」という男の危険性を、最新の評論集『小沢君、水沢へ帰りたまえ』を御紹介しながら、改めて指摘させて頂きます­。