鳥取港:見たことない 巨大「オオクチイシナギ」水揚げ

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鳥取市の鳥取港で16日、巨大サイズの「オオクチイシナギ」が水揚げされた。全長171センチ、重さ110キロと鳥取沖では珍しい大きさで、関係者らは「見たことがない」と驚いていた。

 青谷沖で操業していた沖合底引き網漁船「第二協幸丸」(85トン)の網にかかった。県水産試験場によると、オオクチイシナギは太平洋側や九州沖の日本海側など暖かい水域の深海に生息。今回は沖合95キロ付近の比較的浅い水深80メートルで見つかっており、水温の上昇で泳ぎ着いたとみられている。最大2メートルほどまで成長するが、鳥取沖で揚がるのは数十センチ程度という。

 第二協幸丸の兜金(とかね)将彰船長(62)は、「船長になって30年だが、こんなに大きいのは初めて」と話していた。【小野まなみ】

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