ぽっちゃり

小学生の時の話。　

小学６年のときに　ジャニーズJrがとても流行ってた。今もその人気は衰えることを知らないように見える。

クラスの女子は　誰が好き　彼が好き　だなんて盛り上がってたんだ。
うちわとか、生ポラとか雑誌切り抜いたり、福岡のジャニーズショップに行ってプリクラとか

そんなある日、松ｼﾞｭﾝ好きの友達から急に話しかけられた。ちなみに幼馴染。
実際　幼馴染っていう感覚はなくて、高校生のときに幼馴染が欲しいからって認定された。
まぁ　幼馴染なんだろう。


そんな彼女が小学校の下駄箱でおれに言ったんだ。
晴れていた。すごく天気のいい　午後だったような気がする。
風通しのよい　オレンジ色の下駄箱。
幼馴染「ジャニーズに入ってもらうけん、履歴書書いて。」

おれ「え」
それ以外の言葉は思い浮かばないだろう。

女子数名でジャニーズに入れる男子を選抜していたのだ。

それにおれも選ばれた。。。いやこれは　幼馴染のよしみなんだろうか

この時点で12歳。履歴といえば　幼稚園の卒業と小学校の在学ってとこだ
ほんとに書くの？
ジャニーズ入ったらどこに行くの？
え、キンキの後ろでダンス？
木曜の怪談？
風間俊介と友達？漢字忘れた
とか色々考えた。

そして、家に帰ると
母が「あんたジャニーズに入れられるってね」
早い。
実に早い情報網。
つか　　親公認？ｗｗ

まぁ　結局　何にもならず、今に至ってるんだけど
もしかして当時のジャニーズに入ってたら。。。
嵐も夢じゃなかったのかも


ないか

ちなみに、おれはとてもぽっちゃりだった。とてもぽっちゃりってｗ



その幼馴染とは今も仲良くしてて、時々笑い話にしてる。
「選んでもらっただけ幸せよ」


「ははは。。。。。」



ちょっとおもしろい思い出話でした。