101221 ポケモンの謎 デザインから初代ポケモンを見てみよう 最大の下ネタ | 無名講師の黒バンッ(黒板)! Powered by Ameba

101221 ポケモンの謎 デザインから初代ポケモンを見てみよう 最大の下ネタ

突然だがここで問題。



問題:初代ポケットモンスター赤緑の製作当時、ある事情で、デザイン時には本来進化系列だったはずのポケモンの組の変更が行われた例が1つだけあります。さて、元はどのポケモンがどのポケモンとコンビを組んでいたでしょう?



に進化するはずだったが、なんらかの事情で変更になり、の進化後のデザインには進化前のデザインが新しく作られ、の直接の関係はなくなった。ということである。



つまり、最初は違うポケモンの進化系列としてデザインされたにも関わらず、製作段階で大胆にも進化系を変更して、15年を経た今も堂々と別系列として存在しているポケモンがいるのである

言葉で伝えるのは難しいので、具体例を挙げてみよう。こうすれば理解できるだろうか。



(例)「ニドラン♂がニドリーナに進化する予定だったが変更になり、ニドラン♀とニドリーノが作られ、ニドラン♂はニドリーノに、ニドリーナはニドラン♀から、それぞれ進化するようになり、ニドラン♂とニドリーナとの関係はなくなった。」



上記は具体例である。同時にかなりイイ線をついた解答だが、これは答えではない。


思い出してみてほしい。初代ポケモンの中にとても似ているのに不思議なくらい両者が全く無関係だったポケモンがいなかったか。答えはもちろん初代ポケモン151匹の中の2つの進化系列のどれか。また、進化しないポケモンは除いてよい。変更があったのは発売前だ。ここでゲームをしたり攻略本を読んでしまうと気づいてしまうかもしれないので、飽くまで頭の中で考えながら、記事の終わりまでに答えを見つけて頂くと面白いだろう。思いつかなくても答えを聞けば納得感嘆の声があがることうけあいである。




さて、その答えは記事の最後に。皆さんが考えている間に別のポケモンのデザインの秘密をさぐってみよう。実は昔やっていたブログに書いたことがあるので聞いたことある人もいるだろうが、そこは再放送ということで、新たに書き起こした。そのポケモンとは何か?





ピッピカチュウ!




ガラガラガラガラ…1・0・2!





No.102といえば?







そう、タマタマじゃな。

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このポケモンには謎が多い。なぜ“くさタイプ”なのに卵なのか。ポケモン図鑑には“実際は植物のタネらしい”という表記があるが、それでも卵型であることに説得力はない。そしてさらに進化系がナッシーというヤシの木のポケモンなのがまた理解できない。なぜ卵がヤシの木になるのだ。別にマダツボミのように小さなヤシから大きなヤシになればいいだけではないか。



ところでこのポケモンは幼稚園児・小学生の頃にはいいギャグのネタであった。名前がタマタマなので、下品な冗談によくつかわれていたのである。幼稚園児はウンコだタマタマだと言い合っていれば、幸せだったのである。



しかし、この幼稚園児レベルの下品な冗談が、なんとその生い立ちの不思議さを解く解答であったということに私は気づいたのである。その答えとは…




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そう、ナッシーくんである(笑)


もうお気づきだろうか。ポケモン最大の下ネタはタマタマにあったのではなかったのだ。“じゃんぐるもじゃもじゃ、ヤシの木一本実が二つ”という曲があるが、まさにそれだ。一見ただのヤシの木の歌のようでその体は下ネタなのである。



“でもナッシーは実が3つありますよ。”



それはあくまに建前にすぎない。ナッシーから余分なものをとってみたまえ。どう見ても裏側から見たナニなのである(笑)



ポケモン図鑑によると“ナッシーの頭が落ちるとタマタマになる”という記述がある。これは「ナッシーにぶらさがっているもの=タマタマ」ということである。なんだか“タマタマになるw”というスタッフの挑発が見て取れるではないか。そしてタマタマの色違いは金色である。明らかにスタッフの作為を感じずにはいられない。



スタッフの悪ノリはそれだけではない。ポケモンには「きんのたま」という売ると5000円になるレアアイテムがあるのだが、「きんのたまおじさん」なる人物に



それは おじさんの きんのたま!
ゆうこうに かつようして くれ!
おじさんの きんのたま だからね! ▼



と不自然に強調されて「きんのたま」をもらうイベントがある。さらに新たな作品が作られるたびにこの悪ノリはエスカレートし、また違うバージョンでは同じく「きんのたまおじさん」が「きんのたま」をくれるうえ、最近では「とくべつにもういっこあげよう だってきんのたまだからね!」と言って、2つもらうことができたり、プレイしていないが最新作ブラック・ホワイトではとうとう「きんのたまおじさん」が双子で登場し、「あによりりっぱなきんのたまだからね!」「おとうとよりすごいきんのたまだからね!」と、もはや暴走に近い、やりたい放題になっているらしい。さらに今作では新アイテム「でかいきんのたま」というものも登場するとか。なぜ「しんじゅ」のグレードアップアイテムが「おおきなしんじゅ」なのに、「きんのたま」は「でかいきんのたま」なのか。合理的に説明してほしいものだ(笑)。



できすぎた設定と、スタッフの経歴。以上から、タマタマとナッシーのルーツが仮説の通りであることは明白なのである。




ううむ、このブログには珍しい下品なネタに傾きつつあるので、話を元に戻そう。



さて皆様、先ほどのお答は思いついただろうか。




ちなみに「オニスズメとポッポ」というのは外れである。元々は進化関係にあっただけに、キャラ(位置づけ)が似ているところを攻めるはいいのだが、容姿はもっと近い。逆に「ゴースとパルシェン」は確かに見た目は似ているが、位置づけはゴーストタイプと水タイプでやはり遠い。「位置づけも近く、容姿も似ている。」「逆になんで気づかなかったのか」というくらいである。もしかしたら気づいている方も、ネタを知っているのかもしれないが、私は初めて知った時に驚愕してしまった。





それではいよいよお答えである。製作段階で進化を捻じ曲げられたポケモンとは?













じゃーん!







正解:


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おおおおおおおおお!!!



元々コンパンの進化形はバタフリーだったのである!!



これで“よくわからない毛むくじゃらの生き物”コンパンという生き物の正体がわかった気がしよう。ちなみにコンパンの名の由来は“コンパウンドガン(複眼)”というのが有力で、複眼とはすなわち“虫”のメタファーである。“虫なので虫らしく蝶の羽根を付けて進化”という風にバタフリーがデザインされたが、「蝶なら進化前はやっぱりイモムシとサナギじゃないとねぇ。」ということで急遽キャタピー・トランセルが作られ、コンパンの進化系には新たにモルフォンが作られることになったという。ちなみに、モルフォンの名の由来は“モルフォチョウ”なので、あれも蛾ではなく、蝶である。虫ポケモンなのにコンパンがトキワの森に現れず、出現するのが冒険中盤以降なのも、この件をわかりづらくするためだったと言われている。モルフォンとバタフリーのキャラがかぶっているのはこういう理由があったのである。



この件に関して任天堂サイドは“詳細は正式には公表しておりませんので、想像をめぐらされるのがいいのではないでしょうか。”と返答をしているという。飽くまで噂ということだが、これが嘘であるなら“デマです”と言えるので、公式に認めるわけにはいかないが、事実上無言のYesということであろう。



ということで今日はここまで。次回はようよう浪進会の記事である。



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あ。