見えないぬくもりに包まれて
当たり前の優しさに気付けなかったあの頃

一生続くと思っていたから・・・
失ってから気付く痛みに


優しさなんかいらない
暖かさなんかいらない

ただ、あなたがいるだけで良かった


なんで大切なものに限って
失なってから気付くのだろう


そばにいるときには気付けないのに・・・



もしかしたら気づいていたのかもしれない

ただ、失う事に恐れていなかったのだろう


自分をどれだけ傷つければいいのだろう?

自分がどれだけ泣き叫べばいいのだろう?

何をすれば時を戻せるのだろう?


大切な『絆』は二度と戻ることはない


あのときには帰れない

過ちさえ戻せない


深い深い闇に消え去ってしまった今では・・・



後悔の代償の重みを知る



笑って過ごした日々も、もう無い

馬鹿やって騒いだあの日も、もう無い

一緒に泣いてくれたあの時も、もう無い

くだらない理由で喧嘩したあの頃も、もう無い


無い・・・・・無い・・・



痛みが胸を貫く
悲しみが込み上げてくる
後悔を後悔しきれないでいる


それでも二度と戻れない

それが一度しかない『絆』だから・・・


だから人生の選択には気をつけなくてはならない


失っていいモノと失ってはならないモノの区別をよく考えて決めねばならない




全ての選択肢が重いのだから・・・



失ってから気付く悲しみを二度と受けないためにも・・・