スー１７歳♪

今日９月１３日（推定）でスーは１７歳になりました。

腎不全になってから３年、肉球は１年、神経鞘腫も切除したばかりです。

何度も覚悟しましたが、スーの頑張りで、今日この日を無事に迎える事ができました。

可愛い可愛いスー賢いスー１７歳のお誕生日おめでとう

肉球ですが、先日も書いたように下手にいじらない方が良いのでは？と考え、

独断で（！）様子を見ながら二週間ほど通院していませんでした。

その間消毒して何度か包帯を取り替えていたのですが、

最初大きくなった肉球は徐々に小さくなり、９月７日通院時には根元が細くなり、

ポロッと取れそうな雰囲気になっていました。

院長先生は取れかけの部分をレーザーで切除してしまえば、もしかすると

このまま治るかもしれない！とおっしゃっていました。

でも私は今までの経緯を考えると、希望を捨てた訳ではもちろんないけれど、

そんな簡単にいくかなぁ？って思ってしまいました。

ちょっとうがった見方ですかね。

ともかく、すぐに局所麻酔をしてレーザーで切除。

麻酔をしてても熱い部分があるらしく、スーはギャンギャン泣いてしまいました。

おまけに取った部分が血管の集まるところだったらしく出血が多く、かつなかなか止まらず、

「ちゃ、ちゃんと止まりますか？！」と思わず聞いてしまいました。

圧迫した後で止血用の脱脂綿があり、それを使えば大丈夫だと言われましたが

止まるまでは不安で不安で。

そして何とか止血出来て、再び出血するといけないから夕方まで預かりますと言われ、

その時のスーの顔は不安げで申し訳なかったけれど

万が一の事があってはいけないので泣く泣く預けて帰りました。

そして無事何事もなく退院、翌日８日傷口の確認の為に通院して問題なし。

昨日１２日に再び通院。icg注射後に光線温熱療法。

何が効いて何が効いていないのかはよく分からないままですが、

体重は先月から順調に増えていて、遂に３.３５kgに！

これから肉球が大きくなるのか、はたまた順調に治っていくのか

それは経過を診て行かなければわかりませんが、

私は変に楽観することなく、でも落胆もせず、ゆっくり見守っていきたいと思います。

今日はただ、１７歳を迎えられたことに感謝、感謝です

肉球の治療について

１９日の金曜日にスーと病院に行ってきました。

体重は３．３kgでこのところ落ち着いています。

ずっと３kg辺りをウロウロしていたので、とても嬉しいです。

いつも通りにまず輸液。

脳のお薬やインターフェロン入り。

それが終わると左足の包帯を外して、廃液で汚れたあんよを洗います。

足を触られるのをとても嫌がるスー。

緊張とイライラ？で私の腕をグルーミングし始めます。

ペロペロ、ガジガジするので腕は赤くなりますが、かじるわけではないので痛くはありません。

スーにグルーミングされて、すっかり猫気分。

なんて贅沢な時間。（本人は辛いのだろうけど）

洗い終えたら院長先生に肉球をチェックしてもらい、icgを肉球に注射、温熱治療１０分。

包帯を巻いて終わりになります。

前々回に超音波メスで肥大した肉球を吸引し小さくしたのですが、

今回再び大きくなっていました。

院長先生からもう一度超音波メスで小さくして、根元の部分をレーザーで焼きましょうとの提案。

しかし私は以前から感じていた疑問を伝えました。

前回超音波メスで小さくしたのにまたすぐ大きくなったこと、

１年近くやっているicgや温熱の効果もイマイチ感じられないこと、

超音波メスでの処置を繰り返しても、本人には負担になるだけじゃないか？ということ。

病院のことはとても信頼していますし、今の治療が間違っているとは思っていません。

ただ色んな病気がある中で、常にそれがその時点でベストな治療法かどうかというのは

きちんと相談・納得した上で行われなければいけないですよね。

その治療で治るor現状維持できるのであれば、お金も時間も惜しまずかけたいと思っています。

院長先生も、温熱についてはいわゆる耐性のようなモノが出来ているのか、

最初ほど反応が良くないと感じているそうです。

確かに最初の頃は小さくなったりして、それなりに私も手ごたえを感じていました。

かと言って温熱をやめてしまってどんどん大きくなった場合、

足先の他の部分を圧迫して、血行不良を起こす恐れもあるそうです。

このまま何の治療もしないと、果たしてどうなるのだろう？

形質細胞皮膚炎の場合、下手にいじるより放っておいて自然に治る場合も多いと聞きます。

院長先生は放っておいたら大きくなると言います。

大きくなるのかそのままなのか、はたまた小さくなるのか

このまま静観したいような気もするけど、でもやっぱり怖いです。

結局このままの治療で様子を観て、あまり大きくなるようなら超音波メスで砕くという事になりました。

週一の通院治療でもスーにとっては大きな負担だと感じています。

幸い腎不全は落ち着いて維持出来ているので、

出来る事ならゆっくりのんびりした老後を過ごさせてあげたいです。

来月には１７歳になるスー。

少しでも良くなるように、そして楽しく暮らせるように、もう少し私も考えたいと思います。

ふと横を見ると・・・

最近めっきり涼しくなりましたね。

そのせいか毎晩眠りに就く頃に、必ずスーが枕元に来てくれるようになりました。

深夜に目を覚ましても、頭を並べて寝ていてくれるのがとても嬉しい私です。

昨夜はなかなか寝付けなくて、ふっと眼を開けたらスーが黙って私の顔を見つめていました。

その表情が何とも言えず優しい眼差しで、

まるで我が子の寝顔を見ている母親？！のような、菩薩様のような・・・

嬉しくて愛おしくて、思わずスリスリしてしまった私です。

こんな穏やかな時間がとても幸せです

スーって赤ちゃんぽい時もあれば頑固じーさんの時もあったり、

色んな顔があってほーんと一緒に居て飽きないんですよ。

今夜も枕に頭を並べて眠るのが楽しみです