今日発売されたSTG | 気ままにシューターなブログ

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主にアーケードのシューティングゲーム中心の話題です。
(とは言え、他のジャンルのゲームも時々やります。)

PS4・PS5・XOne・XS・Switch(ダウンロード専売)

 

Caverns of Mars: Recharged/Atari

税込み価格:1,100円(Switch版は1,099円)

※リンク先は英語表記のみ

 

PS4・Switch

 

レイズアーケードクロノロジー/タイトー

税込み価格:7,480円

 

※こちらはDL専売です

アーケードアーカイブス ターボフォース/ハムスター

各税込み価格

PS4版:837円

Switch版:838円

※リンク先はPS4版

 

本日はどれもゲーセン版からの移植やリメイク物で最初のタイトルは1981にリリースしたアタリの作品で残り二つはウチ的に目玉物!

ファンからレイシリーズ三部作と呼ばれる「レイフォース」、「レイストーム」、「レイクライシス」をまとめて収録した移植作「レイズアーケードクロノロジー」で、この移植作は担当したエムツーのこだわりを入れており3DグラフィックであるレイストームとレイクライシスをHD画質にリファインしたモードや他の移植作でも定評になったオリジナルでは非表示だったステータスが見れるガジェット機能も健在です。

ラストはアケアカシリーズからの新たなSTGジャンルで今週は今は亡きメーカー「ビデオシステム」が1990年にリリースした縦スクロールSTG「ターボフォース」です(しかも偶然のフォース被りw)。

そこで今回のゲーセン版解説は日本発祥の作品のみ記載します。

 

1990年

ターボフォース(ビデオシステム)

1人~3人プレイ(バージョンによって2Pプレイ版がある)

移植機種:PS4・Switch

ビデオシステムとしては初である縦スクロールSTGだが本作の自機は空飛ぶ戦闘兵器に改造した車です(しかもラスボスも車)。

操作はボタン一つのショットだけというシンプルなスタイルで(しかも連射できる)ショットはアイテム取ってパワーアップできるがパワーアップアイテムを取らずに一定数連射するとレベルが1段ずつ下がっていく

また、アイテムはパワーアップの他に「?マーク」があり、これは画面全体攻撃、一定時間できる体当たり攻撃、フルパワーアップ3つの内どれか一つランダムで発生します。

ただ、こうしたシンプルすぎるスタイルで激しい敵の猛攻をかいくぐらなきゃならないという悪いゲームバランスのせいで難易度は高い作品でヒットには至らなかったらしく、その後にリリースしたソニックウィングス以降での見直しや退社したスタッフらが手掛けた彩京STGの彩京弾が生まれるきっかけになっただろう。

ちなみに貼った動画は最大3人までプレイできるバージョンでよく見かけるのは2人プレイ版が多いです。

 

レイフォース

当ブログ内にある下記の記事に掲載

 

ダラバーCSにタイトー作品自機が追加したDLCの記事

 

1996年

レイストーム(タイトー)

1人または2人プレイ

移植機種:PS(※1)・PS2(※2)・SS(※3)・PS3・Windows・X360・PS4・Switch

※1 ゲームアーカイブス版あり

※2 「タイトーメモリーズII下巻」に収録

※3 「レイヤーセクション2」として発売

レイフォースの続編であるがストーリーは前作よりも別世界の話で本作はポリゴン描画できる基板を使い斜め上から見下ろす視点でフルポリゴンの演出を活かしたステージを駆け巡る(しかしこの視点が馴染めないプレイヤーにとっては前作よりも難易度が増したようだ)。

前作と同じくショットとショットでは倒せない位置にいる敵も倒せるロックオンレーザーを使いこなすが本作は新たに同じところに全てロックオンして放せる「ハイパーレーザー」やゲージ満タンにして行える「スペシャルアタック」という2つの強力な武器が使え、スペシャルアタック攻撃は緊急回避にも役立つ(何度も行えるが再度行うにはロックオンレーザー等でゲージを満タンにさせなければならない)。

また、開始前に攻撃方法が異なる2タイプの自機の選択にロックオンレーザーの操作スタイルを選べるようになってます(選んだ操作方法によりスペシャルアタックの操作が変わる)。

更に、一部の移植作には複数のオリジナルモードが収録され、その中でも本作のストーリーにあたる「13機モード」が入ってます(13機モードのみこのモード専用機体が登場する)。

 

1998年

レイクライシス(タイトー)

1人または2人プレイ

移植機種:※PS・Windows・iOS・Android・PS4・Switch

※ゲームアーカイブス版あり

ゲーム性は前作と変わらない(とは言え、自機を画面下に寄せて下方向へ入れると照準が下へ移動できると操作性が向上してる)が後述説明する実験的な要素を試みてる。

本作はレイフォースの地球破壊しに行く前の最初のエピソードにあたり、舞台は人間の脳を模したネットワーク空間で侵入した主人公が暴走を食い止めるストーリーでその内容に合わせたシステムにあたる進行状況で展開する侵食率をを取り入れており(少しずつ加算されるが敵を倒せば数値が下がる)、4面クリア前に侵食率が100%になるといきなりラスボス戦に移り(普通にやるだけでは100%になることはない。尚移植版のオリジナルモードは別のペナルティが課される)これで撃破するとバッドEDになる。また、ノーコンティニューで侵食率が25%以下の時にラスボスを倒すと隠しボスに挑め、倒せばグッドEDになる(移植版のオリジナルモードは条件緩和されてる)。

ゲーセン版は名前とパスワードを基板に保存できて次回プレイ時に入力すればハイスコアや進んだことあるステージとマップパターンセレクトになり選べる面から得意のマップのみを絞り込むこともできた(同じステージ名でも構成が複数あるのはこのため。裏技で全ステージ構成選べるコマンドがある)が、この実験的な要素はシューターに受け入れられず過去二作を下回る評価になってしまった(64人分保存できるが最大時で登録すると一番古いユーザーのデータが自動で消えてしまうのが痛いところ)。

それまで発売された移植版は2人同時プレイがカットされたが豊富なアレンジモードが追加されておりその中にはレイストームの自機でプレイできます。

 

これらのACゲームがリリースされた年の主な出来事

 

ターボフォース(1990年)

漫画「スラムダンク」がジャンプで連載され単行本化

 

レイストーム(1996年)

アトランタ五輪開催

 

レイクライシス(1998年)

明石海峡大橋が開通