バンクーバーの朝日は元々フジテレビのアンビリバボーで特集されたことがあってだいたい内容は知っていたんだけど、改めて映画を観てみると感動しますね!
観客もさすがに真面目な映画なので大人が多かったです。
バンクーバーに在住の日本人の苦労が伝わってくるし、どんなに現地で差別を受けてもたくましく生きる日本人は立派です。
現地で一生懸命めげずに生きていればやがて現地の白人が日本人を認めて受け入れてくれる。
けれども太平洋戦争によって現地の白人と日本人が引き離されてしまって白人からやっと認められた野球ができなくなってしまう残酷なシーンの時はジーンときてしまうのです。
今の時代は恵まれている為ちょっとしたことでぐちぐち言って他人のせいにしたりして現実を拒絶してしまうこともあるけど、昔の戦争の時代と比べたらどれだけ自由に生きやすい世の中なんだろうというのが映画を観ると思い知らされるのです。
今も時代が自由に豊に生きられるのは昔の日本人の苦労の賜物でしょう。