HanAちゃんにとっての自由とはいったい何だったんだろう
ここ数年連絡があまり取れなくなっていた
娘が大きくなり 分かり合える話し相手が出来たことで 心が穏やかになったのかなと あまり立ち入って聞くことをしないでいた
その割にはずっと 体調も悪そうだし 何度も入院したり 陸橋から飛び降りてトラックにはねられるとか 最近では「私と娘に食事を作って送ってもらえないかと」言われたりした
それには 娘も大きくなってもう家事位手伝えるだろうと 口出しをする必要はないと思い少し様子を見ていたが
その後は 娘の進学の話を嬉しそうに話していたりしていたので 落ち着いたものだと思っていた
今 彼女との出来事の記録ノートやラインを読み返してみると
なるほどそうだったのかと思わせる出来事や伏線が多々散らばっている
連絡が取れなくなった頃から 母親と住んでいたらしい
この頃から体調がすこぶる悪くなり 自傷もまたひどくなり そして飛び降りた
娘には 交通事故だと言ってあるということだった
その後ずっと不調だった身体はずっと彼女を苦しめた
一緒に住みだした毒母もまた彼女の負担となった
(最近は やはり一緒には住めないとせっかく家を買ったばかりなのに 娘と二人で住む話をしていたらしい)
そして体力のない栄養を受け付けない身体は衰弱し
抵抗力のない身体はもうなすすべを失った
闘い続けた人生だったけれど 決して最後は 自死でなかったことが HanAの一番の強さであり プライド
本当によく頑張りました
もう頑張らなくていいからね
お疲れ様でした
幼い頃から ただただ抱きしめて欲しかった
愛されたかっただけなのに
最後まで 罵倒されもがき苦しんで 身体の痛みからも解放されることなく
それでも 最後は仕方なくでも側に居てくれた母が ほんのちょっとでも彼女の救いになっただろうか
痛みからも苦しみからも 聞きたくない言葉からも解放され
今は ようやく 心も体も軽くなったね
心残りの事は 私がそっと見守っていくよ
心より ご冥福をお祈り申し上げます