●10キロ ~ 20キロ
10キロ通過。
以前、Sontou さんたちと走った時に仮設給水所があった場所を通り過ぎる。懐かしさのあまり、感涙(半分、本当)。走り始めてすぐに雨に打たれて身体が冷やされたのか、あまり汗をかいている感じがない。
ので、10キロの給水は見送ることに。それに、スタート時に飲み残した水を腰の部分に入れていたので、しばらくはそれで渇きをしのぐことにする。そういえば、ECP内には、2XUのコース看板が残されており、「シンガポールの、あのブロガーさんたちも今朝ここを走ったんだな~」と思いながら、感涙にむせぶ(半分、ウソ)。
南アジア系のちびっ子自転車とぶつかりそうになったり、みんなでワインを飲みながらワイワイしているのを横目で見ながら、15キロ 通過。1回目のヴァームの顆粒を痛飲。口の中がパサパサになる。そしてやって来た、夜。
そういえば、イーストコーストパークでたくさんのランナーとすれ違ったり、追い抜いたりしましたが、Sundown のシャツを着ているランナーを見ると、無意識に顔がにやけている自分を発見。この現象は 「パブロフの犬」、ならぬ 「サンダウンのシャツ」とでも命名しましょうかね。
イーストコーストパークから、プロフェッショナルの助言どおり、川沿いの道へ入る。途中、西松バッシーJVの工事事務所を迂回して Marina Barrage を通過。橋の真ん中に埋め込んであるアッパーライトがまぶしくて、ちょっとイラつく。
18キロ。
観光客でにぎわう Gardens By The Bay の道を、汗と異臭をまき散らしながら疾走する。「あら、今、何かくさいものが通ったわねぇ」と、旅の思い出になっていただければ、本望である。
それから、マリナベイサンズ(MBS)の下の道を通るのですが、運よく 「Sing - Jazz」というジャズのイベントが行われており、いろんなところがパーテーションで囲われていて、非常に走りにくい。「ゴメンよ、ゴメンよ~」と時代劇風に人々をかわして、ようやく 20キロ。
MBS を通り抜け、シティエリアへ。
Marina BLVD で右折し、Central BLVD へ、トラバース。
新しい季節は、なぜか切ない日々で、河原の道を自転車で走る君を追いかけた、ロビンソンロードへ。
この10キロのペースは、5:15 ~ 5:25。だいぶ、落ち着いたように感じるけれど、まだまだ予定ペースよりも早い。どうしたもんだか・・・。
●20キロ ~ 30キロ
信号が多いと聞いていたロビンソンロード。確かに信号の数は半端なく多い、が、上手い具合に青が続いてくれたので、さほどストレスを感じずにロビンソン通過。そういえば、ロビンソンロードのどこかの交差点で車が大破して、警察が交通規制を敷いていた。車に乗る方、お気を付け下さい。
ロビンソンロードから、そのままアンソンロードへ。
22キロ。
Keppel Viaduct との交差点で、この日初めての長い信号待ちに出会う。近くに自動販売機があったので、信号待ちのついでに1回目の給水。
24キロ。
怪しい道へ手招きされるも、寸前で回避。来た道を戻り、歩道橋を使って反対車線へ移動する。でも、地図をよく見ると、別にそのまま走っても問題なかったものと思われるが、これが危機管理能力。フェールセーフ。伊達に何度も迷子になっているわけではないのだ。
25キロからの道は毎回信号に引っかかって、無駄にペースを乱される。イライライライラ。この辺から、だんだんと暑さにより身体からエネルギーが奪われていくような感じがしてくる。
脚は重くなり、身体は熱を帯びてくる。参ったなぁ~。
参ったので、2回目のヴァーム投入。口の中がパサパサして上手に呼吸できなくなる。
ペースは、キロ 5:15 ~ 6:00
暑さに耐えきれず、30キロ地点の West Coast Highway Viaduct のガソリンスタンド併設のセブンイレブンで2回目の給水。
前途有望なのか、前途多難なのか、神のみぞ知る・・・。