丹後ウルトラ100kmマラソンの予行練習を兼ねて


自己最長となるロング走を実施。


「当たり前のことをやっても当たり前の結果しか出ない」


という鏑木氏の言葉に感化され(←影響されやすい子


現在の自分の体力の限界値スレスレの所で考えられる


最も「当たり前でない」練習内容を検討した結果がこれ。


ランニングノート ~走り書き~



ロード約31km + トレイル約31kmの内容となりました。


コース概略は自宅から河川敷伝いに伏見稲荷までのロード31km。


そこから京都一周トレイル東山コースの


伏見稲荷~比叡山山頂~比叡山下山までのトレイルを31kmという内容。


各区間のタイムにはこだわらず、9時間以上動き続ける事をテーマとしました。


また、後半にキツいトレイルを持ってくることで精神的な追い込みをかけ


本番後半で粘り強い走りが出来るように配慮。


当日。


いきなり起床に失敗しorz


予定より30分シフトしてAM5時半スタート。


結果。


最終目標地点の銭湯へ16時15分に到着し


総走行時間11時間20分で無事完走。


道中肉体的にも精神的にボロボロになり


正直、完走できたのが不思議なくらい。笑


まず、ロードを31kmを走りきった後に


待ち構える大小4つの山越え・・・



ランニングノート ~走り書き~
京都一周トレイル東山コース高低差

早くも一つ目の稲荷山で、トレイルを走ることへの


拒絶反応が出始め、すさまじい脱力感に見舞われました。


その後、40km以降は暑さからか内臓の疲労により


胃が固形物を一切受け付けなくなり、


準備していたパンやオニギリは


一切食べられず、その後のエネルギー補給は


ウィダーinゼリーのみとなりました。


12時を回った辺りで気温は35℃を越え暑さとの戦いが始まりました。


給水のタイミングを間違えると、山の中で水分が無くなるという


危険なな状況になりかねないので、残りの水分量に


神経を使いながら走りました。


実際、大文字山を下山したところで


ちょうどハイドレが空になりぎりぎりのところでした。


また、トレイルでは川や沢を見つけては


すかさず頭から水を浴びて全身をアイシング。


12時以降は常に体はオーバーヒート状態。


このアイシング(計4回)なくして、


完走はありえなかったと思います。


そして最後は日没との戦い。


比叡山の入り口に到着したのが13時頃。


道中で一番きついトレイルで


普通に歩いて登れば往復で5時間はかかる登山道。


力尽きてもたもたしていたら日が暮れてしまうため


日没の恐怖と戦いながら必死に走って登りました。


ヘッドライトは持参していたとはいえ日没はやはり怖いです。


結果、往復で2時間半と、45km以上走ってきた後の


タイムとしては十分満足の出来る結果で下山。。


今回の11時間のロング走で、今までに無い精神状態になるはど


色々と貴重な体験が出来ました。


今回の最大の収穫物は、距離が伸びれば伸びるほど


肉体ではなく精神力の戦いになっていくという事が


良くわかったということでしょうか。


24時間ランナーがまさにこれだと思います。


最後にこの日走行中に摂取したものの覚書。


・水3.5L
・アクエリアス2.5L
・お茶1L
・コーラ500mL
・りんごジュース350mL


・スティックパン2本
・ウィダーin 3つ。
・そうめん
・ガリガリ君


※コンビに休憩2回




以下写真。



ランニングノート ~走り書き~
スタート時の地元


ランニングノート ~走り書き~
5km地点。ここから河川敷を走ります。



ランニングノート ~走り書き~
河川敷



ランニングノート ~走り書き~
清水山トレイル



ランニングノート ~走り書き~
同じく清水山。天気最高!




ランニングノート ~走り書き~
沢で全身アイシング中



ランニングノート ~走り書き~
比叡山トレイル




ランニングノート ~走り書き~
山頂




ランニングノート ~走り書き~
セルフタイマーにて。もろ逆光。苦笑