別府大分毎日マラソン
テーマ:トピックスペース配分、駆け引き、展開等々、まるで一昔、二昔前のマラソンを見ているようでした。
まあ、それはそれで見応えがあるというか、スピードでグイグイ押し切る今のマラソンとはまた違った味わいもあるな~ってな感じです。ペースが遅ければ凡戦ってわけでもないですし。
風の影響もあったのでしょうが、ペースメーカーもあまりお上手ではなかったようで、先頭集団のペースが上がったり下がったりで、途中からは、見ている方が記録への興味を失ったというよりも選手たちが記録を諦めて勝負に徹したところがあったかと思います。その結果!?1980~90年代のマラソンのような、ビミョーな駆け引きを見ることができました~。
ハント選手のように、後ろから上がってきて先頭集団に追い付く~なんてのは本当にずいぶん久しぶりに見ましたね。昔は前で牽制していたり、極悪コンディションでサバイバルレースになったりするとソコソコあったことですが。
その駆け引きの中で、日本人トップ~初マラソンの井川選手が35Km過ぎくらいから見せた仕掛けは高く評価できます。仕掛けて勝てるとは思えませんが、とにかく仕掛けにゃ!
仕掛けて自ら潰れる(自爆)こともよくありますが、そんなこともなく、しっかり堂々と勝負しました。最近の高速レースでは、若手がこういうことをする機会すらありませんから、非常に貴重な経験だったかと思います。
勝負を決してのはジェンガ選手のロングスパートで、これも一見自爆に見えなくもないですが、決してラストに強いとは言い難い彼が勝つためには、当然あるだろうと予想できたことです。あれを「仕掛けるのが速過ぎた」と評するのはおかしいですね。もっと早くても良かったくらいですが、まあ、優勝したキプコリル選手の方が一枚も二枚も上だったということで。
もちろん今のままで日本選手が世界で闘えるわけではなく、高速対応は依然重要な課題ではあるのですが、今回はとにかくみんな良い経験をしました。自己ベストもけっこう出ているようですし、マラソンを覚えながらスピードも付けて行ってもらいたいものです。
注目の三津谷選手はちょっと残念でした。それこそ仕掛けて自爆するくらいの勝負所を見せてくれると良かったのですが、もっと前に、まだ何もしていない、何もされていないうちに脚を失っちゃいましたね。
おそらくは前半のペースの上げ下げ~特に遅いところに対応出来なかったのでしょう。これはレース展開云々よりも、練習の仕方(おそらくは高速対応の練習)にも問題があったかと思います。
次のマラソンチャレンジがいつになるのか分かりませんが、上手く修正して来てほしいところです。
その前に、10000mで日本記録を更新するくらいのところまで作り直してもらいたいですね。
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