03-0B. 華 - 六本木 - | 教師と生徒の事情 - Archive -

教師と生徒の事情 - Archive -

好きになった先生は、全部で4人。

関係をもった先生は、そのうちの3人。

教師と生徒の恋愛を語ります。

【登場人物】

・ルナ :高校2年のわし。名字は香田。モモンガ塾生。
・カオリ:25ぐらい。某会社Space Venusの取締役。



【時期】

高校2年 02月



アタシは、再び恵比寿のマンションに、一人で来ていた。


カオリ 「じゃあ説明するわね。」

ルナ 「御願いします。」

カオリ 「今日のお客さんは、某IT企業の社長さん。」

ルナ 「はー社長さん・・・」

カオリ 「名前は秋山深一。年齢は40歳。」

ルナ 「40歳!?」

カオリ 「で、待ち合わせは六本木のアマンコ(仮名)に19時。」
※ アマンコ:ピンクの概観で、洋菓子屋で喫茶店。


六本木!?

小学生のころ、母親に連れられて行った事あるけど!?

記憶にあるのは首都高ぐらいなんだけど!?

てか六本木のアマンコはどこにあるの!?


ルナ 「あのすいません・・・
    カオリさんもそこまでは一緒に行ってくれるんですよね?」

カオリ 「ううん。アタシは行かないわよ。」

ルナ 「場所がわからないんですけど・・・(汁」

カオリ 「とりあえず、ここから屁比谷線(仮名)に乗れば1本だから。
     地下鉄の○番出口出たらピンクの建物すぐ見えるから。」
※ 3番出口だったかなぁ・・・忘れた。


場所はまあいいかな・・・っと!!!そうだそうだ!!!


ルナ 「あの、その秋山さんって言うヒトの顔、
    アタシ知らないんですけど、どうすれば・・・」

カオリ 「もう、ヒトの話は最後まで聞きなさい。」

ルナ 「すいません・・・」

カオリ 「18時40分にアマンコの前にうちの社長が居るから。
     その後は社長の指示に従って。」


ゲッ!あの怖そうな社長かよっ!!!
18時40分から19時まで2人きりってこと!?

うわー普通に無理だってばよ!!!


カオリ 「で、今日の仕事が終わったらうちには連絡せずに、
     まっすぐ帰っていいから。バイト代もろもろは、
     また連絡するから。じゃあ行ってきてね。」

ルナ 「はい、行ってきます。」

カオリ 「秋山さんに失礼のないようにね。」



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アタシは屁比谷線(仮名)に乗り、無事にアマンコを発見した。
と同時に、『Space Venus』の社長も発見した。


ルナ 「あの、こんばんわ」

社長 「おー、ちゃんと来たな。じゃ、中に入ろう。」


社長に連れられて、アマンコの喫茶店ブースに入る。
そして、コーヒーを頼む。


どうしよう。あと20分で "秋山" さんがくるんだ・・・。

ああ・・・なんか怖くなってきたよ・・・。

なんか事情があって来れなくなったらいいのに・・・。

てゆーか本当に来るのかな・・・。

緊張して、うんこしたくなってきた・・・。



アタシがうんこ絶頂のその時だった。





社長 「秋山さん!こちらです!」




「秋山深一」は、ライアーゲームの松田翔太の役名から撮りました。
でもって、実際はIT企業じゃないんです。

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