先日の全身検査の結果を、本日出社前に聞いてきました。
いつも病院を仕事前に予約するのは、もちろん休みの日は休みたいし、勤務が午後からだから通いやすいってのもあるけれど…
何かあった時に紛らわせるため。
仕事に行けば、その時間は忘れられるから。
“大丈夫”と自分に言い聞かせながら、何も考えずに病院に行く。
でも、今回は特別でした。
言い聞かせても、言い聞かせても怖いものは怖いし、事前に病院から『親御さんも同席を…』って電話がなかったか母に確認したくらい(*_*)
そんな感じで迎えた今日。
幸運なことに転移もなく、再発もなく、6年目に突入できました。
そして、抗がん剤の薬も終わり、通院も3ヶ月に1度で採血検査のみの治療に切り替わりました。
それを言われた瞬間、なんだかうまく状況を飲み込めなくて。
流れるように採血をして、3ヶ月後の予約をして病院を出ました。
勤務地が変わり、病院からはバスで行ける距離になったのですが、そのバスを待つ間に母に電話をして。
言葉にして伝えたて初めて「もう薬飲まなくていいんだ」と理解して。
勤務地に向かう途中で6年前に手術した大学病院を通り過ぎるのですが、バスの中からそれを見ていたら…色々とフラッシュバックしてしまいました。
近くの公園に散歩に行ったこと。
窓から桜を眺めていたこと。
あれから6年経ったんだと思ったら、込み上げてくるものがありますね。
なんだかんだで、弱って強がっていた部分があったのは事実で。
何か特別なことをしたわけでも、身体を労ってきたわけでもないけれど…自分の身体に「頑張ったね」と誉めてあげたいです。
ただし、別に病気が完治したわけではなく、またいつどうなるかなんて誰にも分かりません。
薬で百パーセント癌細胞を抑えてもらっていたかと言ったら、それは違うと思いますが、止める恐怖はあります。
だから、またここからが新たな治療の始まりだと思っています。
変わらない日々を送れることに感謝して、病気と向き合っていきます!
でも今日だけは…泣いて、泣いて喜びます!!!