今年、雑草を見てとても感動したこと。
夏に猛威を振るうセイタカアワダチソウの影で、
ちょっと少威を見せているのが、私がクッツキムシと呼んでる草。
秋口は小さなタンポポのような黄色いお花をたーーくさんつけ、
あっという間にそれがマイクロハリネズミのごとく、ハリをたくさんつけ、
服、ズボン、手袋、靴下など、ちょっとでも抵抗のあるところにガシっと突き刺すアレです。
自前の写真がないので、調べてみました。
コセンダングサって言うのですね。
草花を紹介するHPを参照しました。
http://www.geocities.jp/nisi175812/kosenndanngusa0.htm
この草、ハリもスゴイのですが、
根っこのところが強烈。
あーーー写真がないのがもどかしい。
土表に近い茎のところに無数のイボイボがついていて、
じーっと見ていると、それはどうやら根っこの赤ちゃんらしく、
茎から下に向かってどんどん根っこが出るのです。
そんなのを見ていると、
私なんて、どう考えても勝てっこないな、と思うのです。
その生きぬく決意をじーっと見てると、
なぜか恐竜の時代をイメージしてしまいます。
この草がどう「感動」なのか、というと……
この草、種をつけるとくっつかれてチクチク痛くてしょうがないので、
秋口、まだ黄色い花が咲く頃にガサっと地表近くで切ってしまいました。
それから半月くらいの間に、
私に切られたコセンダングサはなんと、
草丈数センチしかないのに、細い側枝を伸ばしその先に新たな花をつけ、そしてチクチクする種をつけているのです!!!
切られた本人は自身の成長はあきらめ、次世代へ全ての体力を注いでる……そんな風に見えます。
でも、チクチクして痛いので、私が歩くところは切ってしまいます。ゴメンね。
このオクラ、枝と葉はスッカラカンになり、
てっぺんに一つだけ実がなっていました。
こうなると、私もオクラの使命を考えてしまうわけです。
この実、収穫なんてできませんね。
種になるまでしばらく待ちます~~