宇宙人樂團・方Qの初来日ライブ・レポート! | チャン・スー日記

チャン・スー日記

中国語学習から、台湾ドラマにはまり、その後台湾ポップス、台湾インディーズバンドまでに行き着きました。今後の興味は、どこにいくのやら、、、

11月2日(土曜日)


宇宙人樂團のベーシスト・方Q(「ファンキュー」と呼びます)が日本に遊びに来たついでに、お友達とライブをやると言うので、見に行ってきました。



場所は、JR立川駅南口から徒歩3,4分の「Half Tone」というジャズ系のライブハウス。



本日のライブ告知の看板です。



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「Masa Trio feat CarterFang」(*CarterFangは方Qの英語名です)




方QのFBにアップされていた写真がこちら。(写真お借りしました。)


photo:02


(笑顔がとっても爽やか~^^)



さて、私は東京在住の友達を誘って、二人で見に行ったのですが、

お店のオープン時間を五分くらい過ぎたところでお店に入ると、なんと一番乗りでした(汗)

その後ぼちぼちと五人くらいのお客さんが入ってきました。

(この時点で、FBで香港から見に来るといっていたファンらしき人はまだ来てませんでした。)



そして間もなく開演時間の八時、、、、というタイミングで、


なんと!!!

その日、方Qと一緒にセッションするというドラムの方が到着!!

どうも電車を乗り間違えたらしいです(^▽^;)



ということで、ドラムの方は到着するなり、そのままドラムセットの方へ行き、そこで初対面の方Qと挨拶を交わしてました。

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そして、五分押しで、ライブスタート。

マサさんの簡単な挨拶から始まり、方Qの挨拶へ。



方Qの第一声は、日本語で、

「皆さん、こんばんは。私は方Qです。えー、私の日本語はダメです」




続いて英語で、

「なので、ここからは英語で話します。

今回、僕がここに居られるのはマサさんのお陰です。本当に嬉しいです。

そして今、アユさん(ドラマーの方)にも初めて会いました(笑)。

まだ会って五分も経っていませんが、楽器を通してコミュニケーションをとりながら、これからの時間を楽しみたいと思います。」




photo:01

(お写真、FBからお借りしました。感謝)


ギター担当のマサさんが、方Qのコメントを訳して下さった後、引き続きマサさんが、


「方Qとはアメリカに留学していた時に同じ学校に行っていて、そこで知り合いました。今では、本当に大親友で、彼はホントに良いベースプレイヤーです。

そして、今日、方Qとギグ(ライブ)をするのは初めてなので、すごくワクワクしています。

リハーサルとか全くしてないんですけど、楽しんで、みんなでワイワイ出来ればいいなぁと思ってます。


では、サクサクっと始めましょうか」

というなんともラフな感じでライブスタート。

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1stステージと2ndステージがあったのですが、

1stステージは方Qが選曲した曲を中心に一時間弱のステージでした。


セットリストと途中のMCを紹介しておくと、


1.(曲名不明。すみません~。ハービーハンコックだったのかな~??)


緊張の一曲目が終わった後、方Qが



「not bad (悪くないね。いい感じ~)」


とホッとしたような笑顔を浮かべておりました(^∇^)

*☆*:;;;:*☆*:;;;:

『最初はフュージョン系のジャズをやろうと言っていたのに、前日の夜に突然方Qが「レッドツェッペリンやりたい!」と言い出したので、なぜか次の曲はロックです(笑)。僕達も曲名すら知らないんですけどね~(^▽^;)』

とマサさんのMC後に


2.レッドツェッペリン 「モビー・ディック」


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


『次の曲は、ファンキーめの、ちょっとしっとりした曲です』と、

3.ハービーハンコック 「Tell me a bed time story」


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

『次の曲は、彼(=方Q)はベーシストなのに、なぜか有名ギタリストの曲です。ま、ベーシストも好きになるほどのギタリストの曲ですね。」との説明後に、


4・パット・メセニー 「Bright size life」


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


『次の曲は、パットメセニーのバンドのベースだった、「ジャコ・パストリアス」の曲です。方Qをフューチャリングしたいと思います』と、


5.ジャコ・パストリアス 「continuum」


この曲が終わった後、マサさんが、


『初めてちゃんと終われた気がします』

とコメントして会場大爆笑(^∇^)。


方Qも、「前半の演奏はベリー・デンジャラスだった」とコメントしたので、更に笑いが起きました(^ε^)




☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


そして、最後の曲。


6.フレディ・ハーバード 「Red clay」


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

で、1stステージが無事終了。

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2ndステージは、スタンダードジャズを中心に、楽器の出来るお客さんも飛び入りOKという、参加型セッションでした。

(お店の基本スタイルが、参加自由なフリーなライブを提供、、、というスタイルらしいです。)



なので、集まったお客さんは全部で15人程度だったのですが、後半のセッションに参加目的でいらっしゃった方が四人くらいいました。


二十分くらい休憩した後、2ndステージが開始。



曲ごとに、「次はこの曲ですけど、参加したい人いますか~?」

とメンバーを募りながら、進行。


こういうタイプのライブを見るのは初めてだったので、とても新鮮でした。

そして、方Qも、初対面の日本の人たちとセッション出来て、とても楽しそうでした(^^)


プロ、アマ問わずのセッションでだったのですが、私自身も音楽のプロではないので、奏者のテクニックについてあれこれ言える立場ではないんですけど、ちょっと言わせてもらうと、

『やっぱり方Qのベースは上手い!!!!』


とつくづく思いましたね~(^▽^;)。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

2ndステージは一時間強あり、全てのライブが終わったのが22時半過ぎ。




ライブハウスの壁に、出演者がサインする所があり、方Qもサインしてました.

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(日本で「宇宙人 from taiwan」のサインを残したのが、小玉じゃなくて先輩の方Qだっていうのが、ちょっと笑えるww 早くバンドメンバー全員で来日ライブ出来ると良いのにね~)


ということで、普通のライブレポートは以上です。

ライブハウスのマスターが書かれているレポートはこちら→☆

(勝手にリンクしちゃいました。すみません)


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*




今回のライブ全体のまとめとしましては、


☆ドラムの方とは会ったばかりで、リハーサルは全くなし。

☆方Qとマサさんのライブ形式でのセッションは初めて。

☆方Qにとって、初の日本旅行&初の日本での演奏。

☆もっと宇宙人ファンや、台湾ポップス好きが見に来ているかと思いきや、方Q目的で行っていたのは、私一人だった事。(プラス私の友人と、方Qの日本在住の友人一名がいましたが、それでも三人以外は方Qの事を全く知らないという、方Qj自身にしてはアウェイ極まりない環境)


という、なんともスリリングかつ、何が起こるのかわからない、そして、ある意味とってもレア感満載!という貴重なライブでした。



宇宙人樂團をブログで紹介してきただけに、若干、使命感に駆られて東京まで弾丸で行きましたが、

行った価値が十分すぎるほどありました(‐^▽^‐)

(あ、方Qだけでなく、ジャズライブとしても、とっても心地の良いライブでしたよ!)


では、次回はライブレポートとは別の、私の内心テンション上がりまくりの『方Qとの交流編』をレポートしたいと思います。どうぞお楽しみに~♪。