機動戦艦ビック☆バターに出てくる謎の組織
死人（ゾンビ）を統べる、秘密組織 -蝶-
そんなまだなぞが多い -蝶- のメンツを少しずつ明らかにしていこう・・・
今後のブログ小説を進めていきます。
まずは、-蝶- の中で濃いメンツ・・・「王者の風」のストーリーからはじめます。
「王者の風」の次は
アメーバのフレさんのボンタさん「宮」辺りを出す予定です。
では、「王者の風」の謎を明らかにします・・・
本編へどうぞ。
暁の果てへ
◆本編
「立てぇ！ドモンよ！・・・立って見せぃ！」
「足を踏ん張り、腰を入れぃ！」
49歳の格闘家、シュウジ＝クロス。
リング名、東方不敗（マスターアジア）。
自身の愛弟子に己の全てを伝えて・・・
暁にて、弟子に看取られ・・・この世を去った。
「ふむ・・・ワシは死んだのか・・・ワシの死んだ後・・・この世はどうなってしまうのか・・・・」
？？？？
「目覚めよ・・・シュウジ＝クロス・・・」
「む！・・・・・」
？？？？
「オマエは、この世にやり残した事は無いのか？」
シュウジ（東方不敗）
「フ・・・ワシは、己の全てを我が弟子に伝えた・・・後悔なんぞ、一欠けらも無いわ・・・」
？？？？
「ホントにそうか？・・・では何故オレの声が聞こえる？オレは・・・死者の後悔の念へ向けて問いかけている・・・」
シュウジ（東方不敗）
「・・・・後悔の念・・・・」
？？？？
「後悔や・・・やり残した事が無ければ・・・とっくに成仏しておるわ・・・」
シュウジ（東方不敗）
「このワシが後悔・・・・しているのか？」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ヴィルヘルム
「オイ！何ぼーっとしてるんだよ？爺さん・・・ボケたか？」
「ヴィルヘルムか・・・いや、少し昔の事を思い出してな・・・」
ヴィルヘルム
「おぉ・・・そろそろ、新しい死人が蘇るぜ？」
「目覚めよ・・・シズル＝シュウ！」
シズル
「ここは・・・？僕は、死んだハズでは？」
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12157745426.html
↑
PSO2 サポートキャスト戦記 シーズン１を読んだ方
その続篇がここに来ますｗ
「フン・・・最初は、皆同じ事を考えるようだな・・・オマエは現世へ蘇ったのだ・・・」
シズル
「蘇った？・・・一体何故・・・！！アナタは!?東方不敗！マスターアジア！・・・確か死んだハズでは？」
「東方不敗・・・確かに昔はそう名乗ったが・・・今は、その名は、弟子にくれてやったわ・・・・今のワシは‘王者の風‘・・・そう名乗っておる・・・」
シズル
「王者の風・・・・」
王者の風
「左様！今のワシは王者の風・・・シズルよ・・・今は、何故蘇ったか・・・では無く、今の現実を受け入れろ・・・こうして、今ワシとオマエはここにおる！それが事実じゃ！」
シズル
（今の現実を・・・・受け入れる・・・）
？？？？
「その通りだ・・・現世へ蘇りし・・・死人達よ！・・・汝、再び土に返らんが為に・・・オレに従え・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ヴィルヘルム
「つまり、アンタの言う事を聞かないと・・・俺達は、あの世に戻されるって事ね・・・解かりやすくていいや～」
シズル
「つまり、悪の集団組織って事か・・・なんという事だ・・・そこに僕たちは利用されているのか・・・」
王者の風
「まぁ・・・そう嘆く事はあるまい・・・善か悪かは、ワシら次第で決まる事よ・・・大事なのは、ワシら意思よ！」
シズル
（王者の風（東方不敗）よ・・・すまない・・・今のこの集団を見る限り・・・どうやら頼れるのはアナタしか居ないようだな・・・）
シュウジ＝クロス（東方不敗）⇒（現在は『王者の風』と名乗っている）は、謎の男の力にで現世へ蘇ってから・・・4年が経った・・・
この死人達には、実は掟があり・・・23日間しかこの世にいる事が出来ないという。
23日以上この世に滞在する為には、この組織の長である謎の男、黒鴉に貢献し・・・この世にいる滞在時間を延長『延命』してもらう必要がある。
王者の風やシズル達は、この長である黒鴉に従い、延命をしてもらい他の死人達より長くこの世に滞在する事になった。
そして、黒鴉に裏切りの行為が見なされた場合・・・金具（カナグ）と呼ばれる者に延命機関が没収されてしまう・・・つまり、再びあの世へ戻る事になってしまう。
黒鴉のチカラで蘇生された、死人で構成されたこの組織には、裏切りは許されないのだ・・・
死人達に新しい任務が依頼された。
黒鴉
「全部で10箇所あるぞ！1人一つの場所を調べて俺に報告しろ！」
「1人につき、一つの場所を探すのがノルマだ！他の者と被っていたらやり直しだ！」
黒鴉
「ただし我々の正体を知られるなよ！我々の正体を見た者は、口封じに削除しろ！」
黒鴉
「昨日伝えた2人組み（ツーマンセル）で行くのがルールだ！」
静琉＆宮
王者の風＆ヴィルヘルム
渚＆聖奈
神（ゴッド）＆赤目
禍志＆ギルヴィス
羅華琉＆単駆
死人達は、急ぎ足で各地へと青い結晶のありかの調査へ向かった。
青い球体の結晶は、合計10個。
他の者と報告する場所が被ってはいけないというルールを黒鴉が決めた為、
現在、ベルトパンク（黒衣）を纏う上位の死人は13人・・・
黒鴉に報告出来る箇所は10箇所。任務の成功者は、10名となり・・・遅れた者３名は任務失敗となる。
なお、秘密組織である為、調査中の姿を見られてはいけない。
静琉（シズル）
「宮！行くぞ・・・」
静琉は、早めにルールを理解したらしく、宮の手を強引に掴んでちょっとフライングで任務を開始した。
ヴィルヘルム
「アイツ！フライングしやがった！」
王者の風
「フン・・・・出遅れたか！ワシらも行くぞ！捕まれヴィル！」
ヴィルヘルム
「お・・・おう？」
ヴィルヘルムは、王者の風に言われるがままに肩をつかんだ。
王者の風
「振り落とされるなよ！超スピードで静琉を抜くぞ！」
王者の風
「超級！覇王！電影弾！！」
勝負事や競い合う事になれば、闘志がみなぎる、王者の風である。
ふ・・・どうやら、現世へ蘇った甲斐があったな・・・
面白くなってきおったわ・・・
ヴィルヘルム
「うぉ！早っ！・・・・」
まさに風の如く速さで、王者の風とその肩に捕まってるだけのヴィルヘルムは、高速の速さで目的地へ向かった。
王者の風とヴィルヘルムが向かったのは、ハルコタン地方の大五郎神社である。神通力を持っている。大熊大五郎が「青い球体の結晶」を持っている・・・という情報があったらである。
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12197615978.html
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Ａ班のハルコタン死人討伐編
王者の風
「killシリーズ・・・アンドロイドだな・・・ワシが相手をしてやろう！」
大五郎を死守せんとする・・・少女の姿をしたアンドロイドが、王者の風の前に立ちふさがった・・・
このkillシリーズとは、相手の筋肉の動きや熱量等を完全に計算してコピーし、自身の技や動きを全て奪い取る、殺戮マシーンである。
殺戮マシーンkillシリーズ・・・一度手合わせ願いたいと思っていたところよ！
でや～はっはっはっはっは！
完全にワシの血が熱く滾ってきたわ！
ワシの名を教えてやる！
未だ負けを知らぬ・・・
王者の風よ！
killシリーズ47号機よ！いざ尋常に勝負じゃ！
つづく