機動戦艦ビック☆バター:06「退魔師」 | ゆっくり☆一緒に☆NGS☆【仮】

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この記事は、オリジナルブログ小説です。

機動戦艦ビック☆バター!!


すごいお話しですよーー

 

 

☆登場人物

 

除闇隊長(人間のイケメン隊魔師)と、恋華(女の子みたいなロボット)です。


 


 

 

クロエ少佐(帝國惑星派遣軍の少佐、謎の墓荒らし事件の調査をしている。)



バルク少佐(孤高の戦士。機動戦艦ビックヴァーダーのクルー。)
 


 

フライト=ドア(機動戦艦ビックヴァーダーの艦長。)


前回の記事は、こちら

01.http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12175349097.html  


02.http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12175645469.html  


03.http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12177023996.html  

 

http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12169117981.html  

(クロエ少佐vs墓荒らし)


04.http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12178144104.html


05.http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12178212832.html

クリックして読んでください。



こんばんわ恋華です

さて、さっそく前回のあらすじのざっくり説明と、今回の入りだしを軽ーくいきます!


ハランデイイ寺付近のお墓でゾンビだらけの中から、クロエ少佐を助け出しました。

なんか悪い奴に、墓荒らしやら、ゾンビ発生やら元凶はクロエ少佐って事になってます。


どーやら、クロエ少佐の所属の帝國軍にクロエ少佐は裏切られた様子です・・・


メッチャ落ち込むクロエ少佐・・・ってのが5話までのお話しです。


さぁ、本日第6話は・・・あのイケメン隊長除闇さんが大活躍します!


そしてメッチャ落ち込むクロエ少佐は・・・・


それでは本編どうぞ!



◆本編

俺の名は、除闇。

隊魔師だ。

機動戦艦ビックヴァーダーへ乗艦してからは、ここの総隊長を任されている。

とはいえ・・・このビックヴァーダーがそもそも戦闘で活躍している事は、そうそう無い・・・


俺は、基本的に夜型人間らしく・・・朝には滅法弱い・・・

朝寝坊をして、出席の時には恋華に頼んで代理返事をしてもらっている。

まぁ・・・その分、「朝のおかずで好きなものを一個だけあげる」という・・・まぁ子供染みた契約で言い分になっている・・・


恋華は、そもそもアンドロイドで金属の骨格を生きた細胞で覆って出来ている。




ついでに言っておこう・・・今ここの艦内で活動しているのは弐号機だ。

頭部に入っているチップを入れ替えれば、どんな身体でも起動できるのが恋華だ。



恋華の初号機は、身体のデカイ男性だった。

初めて恋華にあった時は、巨人かバケモノかと思ったぜ・・・

まぁ・・要するに恋華の本体は頭部にある‘チップ‘だ。

つまり・・・女じゃないって事を強調したい!


俺と恋華は、恋人じゃなくて仲間だ・・・










  


恋華が助けたクロエ少佐がビックヴァーターに着てから翌日・・・


俺は、久しぶりに夢を見た・・・




「邪を払い光帯びて我は舞・・・・これが、隊魔術だ・・・・」





除闇

「タイマジュツ?マスター聖奈・・・それはなんですか?」


聖奈

「怨霊や生霊等も含める、この世に存在する邪悪を全て退ける術・・・それが退魔術だ・・・オマエにも守りたい者くらい・・・あるだろ?・・・だからワタシの所へ着たんだろ?」


除闇

「守りたい者・・・・やっぱり女かな・・・・」


除闇

「女を守る事が・・・女の為に戦う事が・・・・男の特権だ!」






あれ?・・・・マスター聖奈が煙になって消えちまった・・・



マスター聖奈が消えたと思ったら・・・今度は、白衣の女が・・・俺の前に現れた・・・




「除闇さん・・・・身体は大丈夫ですか?」



除闇

「あぁ・・・お陰で身体が大分楽になった・・・」



謎の白衣を着た女性

「アナタは、隊魔術を使い・・・全身の力を失い、3日間意識がありませんでした・・・」


白衣の女性の声は、どこかで聞き覚えのある声だったが・・・とても話し方が穏やかだった・・・どうやら・・・この女性の膝枕をしている夢だ・・・

実に・・・いい夢だ・・・


除闇

「いや・・・俺は男として・・・当然の事をしたまでだ・・・」


除闇

「女を守る為に、身体張るのが男でしょ!・・・・くっ・・・・」


なんだ?全身に力が入らない・・・・意識を保つのが精一杯だ・・・


謎の白衣を着た女性

「駄目よ・・・・まだ動いては・・・アナタは暫くは安静にして・・・・それと・・・」





「医者として言います!今後・・・退魔術を使うことを禁止します!アナタの身体には負担が大きすぎます!」



除闇

「恋華?!」



除闇

「・・・・よく観ると恋華じゃねぇか・・・アブね・・・危うく女と間違うとこだった・・・・」





俺は・・・微妙なキモチで目を覚ました・・・


クソ・・・ロボットめ・・・俺の女と良いムードの夢を邪魔しやがって・・・



フライト艦長

「総員!第一戦闘配備!急げ!」



除闇

「!!」


恋華

「隊長!寝てないで起きてください!ゾンビが・・・めっちゃ沢山来ました!」


除闇

「ゾンビだと?」


フライト艦長

「ハランデイイ寺付近の墓から・・・ハイデル村へ大群のゾンビが向かっている!」


クロエ少佐

「な・・・」


クロエ少佐は、震え始めた・・・・どうやら、まだ墓地調査で大群に襲われたショックが後遺症レベルで残り、ゾンビの事を考えるだけで震えてしまうようだ・・・・


クロエ少佐

クソ・・・身体の震えが止まらん・・・私は、何も悪いことはしていないのに・・・何故こんな目に・・・10年間信じてきた仲間に裏切られた・・・・





除闇

「・・・・・・・・・・・・」


クロエ少佐

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




涙・・・・・・



女が泣いている・・・・・・・・・・・・



オマエにも守りたい者くらい・・・あるだろ?





女性の涙を二度と見ない為に・・・俺は退魔師になったんだ!





除闇

「総員!俺に続け!・・・・ゾンビ共を駆逐するぞぉぉぉ」




俺の除闇部隊と、恋華の山田部隊合計22人は、約300体のゾンビに突撃を開始した。



俺は、槍でガンガン攻撃し、恋華や他の奴らもゾンビ確実に倒しているが・・・

相手は、ゾンビ・・・・

予想はしていたが・・・・何度倒しても、不気味に起き上がる・・・


クソ・・・・予想通り過ぎて・・・笑えねぇ・・・


ゾンビは何度でも起き上がるが、こっちは少しづつ疲れる・・・・(恋華以外は・・・


恋華

「飛ばないけど・・・ロッケトパーンチ!」


恋華

「出ないけど・・・・ゲッタービーム!」



グチャ  グチュ  グチャグチャ


ゾンビ達

「おおおおおおおおおおおお」


ゾンビは何度でも起きあがる・・・・スタミナ無限ロボット恋華以外は、押されてる・・・・このままでは・・・・












怨霊や生霊等も含める、この世に存在する邪悪を全て退ける術・・・それが退魔術だ・・・








「退魔術を使うことを禁止します!アナタの身体には負担が大きすぎます!」












オマエにも守りたい者くらい・・・あるだろ?





私は、何も悪いことはしていないのに・・・








俺は・・・女を悲しませる奴は許さん!







除闇

「恋華!隊魔術を使う!・・・・詠唱する為・・・俺はしばらく動けない・・・」


除闇

「3分間・・・・俺を守りぬけ!そして疲労している部下の援護もしろ・・・これは隊長命令だ!」


恋華

「うっきょーーーー☆やる気だね!隊長・・・頑張るアンタを俺は応援するぜ!守ってやるぜ!マイスイートハニー////」


除闇

「・・・・・・・・・・・・・・・」





恋華

「ビデオにDVD・・・意外と便利な・・・2倍速モード!」


恋華は、まさに機械ならではの・・・人外レベルの2倍速でゾンビを蹴散らし、20人の部下のフォローに入った。


恋華

「レンカパーンチ レンカキーック ハイスピードダッシュ レンカヘッドバッド 0.03秒休憩 トバナイロケットパーンチ デナイゲッタービーム ハイスピードダッシュ ゾンビの脇コチョコチョ 0.006秒休憩 レンカチョップ」


まさに、2倍速・・・言語まで早口で休憩も凄く短い・・・・ゾンビの動きは、元々遅いから・・・恋華1人で20人の部下のフォローも間に合う・・・



よし!全身の気の力が貯まった・・・・



除闇

「待たせたな・・・・」





-超絶-








-退魔-










-広範囲-









-殲滅奥義-







を払い光帯びて我は











-邪舞-(じゃぶ)

























退魔術の光は、この場に居た300体のゾンビ全て浄化し消し去った。








恋華

「フライト艦長!応答願います!隊長のバイタル危険です!生命反応が殆どありません!」



フライト艦長

「除闇を、大至急医務室へ運べ!」





つづく