こんばんは流れ星

連休に子供の頃に出会った少女漫画の作品展示会に行って参りました。

作者の三原先生、没後20年のイベントでした。

当時、お亡くなりになった事は後ほど雑誌かなにかで知りまして(/_;)

遺作となる作品を本屋に注文しに走った事を思い出します。




闘病中であったのか、作品は完全な物ではなく、後半になると完成途中であることを物語っています。




アシスタントさんらが、仕上げて出版に至った模様も作品あとがきに書いてありました。







『ルーとソロモン』

こちらは確かメモ帳が販売され(*・ω・)ノ
文房具売り場で買った記憶があります。
当時、百円だったわ。

ソロモンはコミカルな楽しさ、かわいらしさがあり、大好きでした。
この作品も、実は重かったり…。

たくさん泣いて読みました。

子供の頃に衝撃を受け、ハマってしまった三原先生の作品で一番好きだったのは

『はみだしっ子シリーズ』

作品内容は、重い。

決してキラキラした少女漫画ではありませんでした。

どの作品でも、そうでしたね。

幼児虐待、原発問題、子供目線から見た大人のむき出しのエゴイズム。

大人とは、こういうもの。社会とはこうだ!!


オブラートに包む事なく、ストレートにズシンとくる言葉、セリフの数々。
子供に容赦ないストーリー。

一回り離れた姉の影響で読んだ作品。
吹き出しに仮名がふってありましたが無論、当時は完全にはストーリーを理解していなかったと思う。

長い時間をかけて、主人公の四人の少年達の心を理解しようとした。

幼少期にこんなに凄い作品に出会い、のめり込み。
どんな幼少期だったのか?(・ω・)

当時は『はみだしっ子』に限らず、少女漫画と言えども、割と現在では差別用語的な表現もあり、ストレートにくるのだ。

復刻版の愛蔵版では、こうした表現も別の言葉で表現されている。

ストーリーは語ると長くなるので書きませんが。

色々な解釈があっていいと思うので、是非とも読んでいただきたい作品です。


表現力のない子供時代の苦しみは全てこの作品から学んだ気がしています。

グレアム

アンジー

サーニン

マックス

個性的な愛する少年達。

当時の私は俗に言う『隠れファン』でした。

友人にも勧めることなく、この四人の少年は何故か常に自分だけの心の友人であることを願っていました。




三原順復活祭
展示は開催期間が伸びて6/14まで開催とのことです。

初恋ちっくな感情も四人の少年から学んだかもねラブラブ




付き合ってくれた百恵(仮名)姉に感謝しつつ、ちょっと語ってみました(*・ω・)ノ