2人きりは同じ部屋でなれてるはずなのに


おどおどしてしまう。


眼鏡の王子様「さてと・・・どう、撮るわけ?どのポーズでも受けるぞ?

ほら、はやく、入って来いよ?」


ドアのそばでもじもじ。


ゆっくりと1歩1歩入っていく。


キルが1歩1歩入るたびにケイは教卓へ歩く。


そして、ケイは聞いた。


ルルスに気になるなら聞けと言われた言葉。


眼鏡の王子様「・・・お前、最近先輩とどうよ?」


眼鏡姫君「・・・・眼鏡。」


ケイの質問さえ無視してキルは一言。


眼鏡の王子様「・・・外して欲しいわけ?」


ケイはそう言いながら、キルのうなずきを見ると


窓の方へ外しながら歩いていく。


眼鏡の王子様:キル、もしかして・・・王子ってーーー


真面目な王子様「いう事、ねぇの?」


眼鏡姫君「王子に・・・似てるよ、ね?」


その言葉にいらっとくる。


怒りの王子様「おまえは本当にバカだなっ!」


眼鏡姫君:それ以外になにがあんのー?


それから、数日経ってもモデル要請が絶えない。


のだが・・・・・


キルはグラウンドにてカメラを持って1、2組側の


下駄箱付近を歩いていた。


そんな姿をつかさずケイが声をかける。


ケイはテニス部だ。


眼鏡の王子様「キル?カメラもって、今度は誰撮ってんだ?」


眼鏡姫君:え?


眼鏡姫君「ぶ、ブルーガ君。」


眼鏡の王子様「は!?また、オレ?

そんなにオレの事、撮って欲しい人いんの?

べ、別に・・・いいけどさ。」


マイ「ケイーーーっ」


眼鏡姫君;あっ


マイの呼ぶ声が聞える。マイもテニス部である。


マイ「久しぶりの部活、張り切ってない?」


眼鏡の王子様「気のせいだろ?」






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