ケイが出かけてる休日の日。


キルはケイの母に呼ばれた。


シズ「キルちゃーん、あなた達のシーツ変えたいから

取ってきてくれる?」


キルはうなずいた。


自室に戻り、はしごをつたりベットへ行く。


夕方、ケイが帰って来た。


眼鏡の王子様「ただいまー。」


シズ「あ、ケイちゃん、キルちゃん知らない?」


眼鏡の王子様「は?俺がしるわけねーじゃん!」


そう言いながら、ケイはキルの部屋、


いや、ケイの部屋とも言えるだろう・・・。


そこへ入ると・・・・


眼鏡姫君「にゅう・・・。」


ベットの方から声が聞える。


その変な声はキルの寝言・・・。


眼鏡の王子様「キル?」


ケイはそう言いながら、はしごをつたり上っていく。


キルはケイのベットで眠っていたのだ・・・。


眼鏡の王子様:キル?なんで・・・?


眼鏡の王子様「おい!キル!起きろ!」


眼鏡姫君「ふぇ?」


ケイの声にキルは気づいたようだ。


眼鏡の王子様「ふぇ?じゃねーよ、何、俺のベットで寝てんの?」


眼鏡姫君:あっ!!


眼鏡の王子様「なんで、俺のベットで寝てたか、聞いてんだけど?

そのくらい答えてくんない?」


キルにとって何分たったか分からないくらいの沈黙。


だけど、それは数秒で・・・。


相手の顔なんて見れない。


ちらっと見たら、ケイはじっと自分を見てるから。


ドキドキが止まらない。


眼鏡姫君「シ・・・シーツ交換しようと思ってみたら、

安心して寝ちゃった・・。」


眼鏡の王子様「安心ってお前・・。」


眼鏡の王子様:たしか人形ないと安心して寝れないはずーー・・


眼鏡姫君:言えない・・・

王子と同じ感じの匂いがして気がついたら寝てたなんて


それから数日後、TVを見ているとそこには


スターマジックが出ていた。


「どーでした、今年のコンサートは?」


アレク「ああ・・いとこの妹も来てくれて。」


質問にアレクが答えた。


眼鏡姫君:え?


「そうですかー。」


アレク「ほら、あの姫だって。久しぶりにあの家に行ったな。」


プルート「あ。」


アレクの吃驚発言にプルートがつい、そう割り込んでしまった。


眼鏡姫君:ばれてるーー!


眼鏡の王子様「キル。」


ケイもアレクの言葉にイスから立ち上がり、


キルに声をかけた。


眼鏡の王子様「スターマジックってお前のいとこだよな?」


眼鏡姫君:うっ!う~う~~~っ!!


キルは無言でたえるが、まっすぐなケイの目線に


耐え切れなくなっていた。


眼鏡姫君:もう駄目ーーー


眼鏡姫君「実は・・・」


真っ赤になって告白しようと思った瞬間、


ケイが割り込んできた。


眼鏡の王子様「姫。なんだろ?そのぐれー俺だって知ってる。

ココに来る前から知ってたけどな。」


眼鏡姫君「・・・え。」


眼鏡の王子様「くす。それに今、俺にバラそうとしただろ?

同じ事じゃん。

ま、誰かに言ったとしても秘密にしてるけどな。」


眼鏡姫君:ブルーガ君・・・




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