闇を照らす月夜に導かれて-SHIPS×SHIPS


ひろと

照れる宙人「なあ、せーじ、あんまりくっつくなよ。」


せーじ

笑顔のせーじ「え~?なんで、なんで?じゃあ・・・」


ひろと

照れる宙人「ってこら。」


せーじ

照れるせーじ「いっぱいくっつく。」


ひろと

照れる宙人「歩きづらいつーの。夜中まで教えて疲れてんのに・・・。

きらりのおじさんが泊まっていいって言ってくれたのに。

せーじがさ・・・」


せーじ

せーじ「ひろくん・・・」


ひろと

宙人「ん?」


★せーじはひろとの足を踏んだ。


ひろと

怒りの宙人「いてぇ!何すんだよ、せーじ!!」


せーじ

笑顔のせーじ「ひろくんって本当、どんかんだよね?

あのまま泊まったら、僕・・・・」


ひろと

照れる宙人「なんだよ?」


せーじ

泣きのせーじ「ひろくんのこと襲えないじゃないか!」


★ひろとはこけた。


ひろと

怒りの宙人「せーじ!お前の脳みそはそれしか無いのか!

つーか・・・俺、襲われてもガードすっから!」


せーじ

泣きのせーじ「えぇ~・・・ひどいよ、ひろくん!キスした仲なのに!」


ひろと

怒りの宙人「それを言うな、アホーー!!

せーじのアホ!もう、しらねっ!!」


★ひろとはせーじの腕を払い、駆け足で進んだ。


せーじ

泣きのせーじ「ひろくん、待って!」


ひろと

照れる宙人「・・・そう言いながら、なぜ、お前は普通に歩いてんだ。

追いかけるなら、走れよ、せーじ。」


せーじ

照れるせーじ「ひろくんだって、止まって待っててくれてるじゃん?」


ひろと

照れる宙人「うるへー。帰るぞ、明日も早いし。」


せーじ

笑顔のせーじ「それで、それで、今日は僕んちに泊まってくれるの?

だったら、すぐに車呼んでもいいよ?」


ひろと

照れる宙人「とまらねーよ!!」


ひろと

宙人(襲うって言っといて何言ってんだよ、まったく・・・

泊まれるわけないだろ・・・?)



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