キルは何かを思い出しケイに問いかけた。
そのキルの言葉にケイはものすごく怒った。
「おまえなあ!7月14日だ!
分かったら、さっさと買いに行く!!」
:ふあい!
:あと1週間もねぇのに・・・今頃気づくなんて・・・
キルはそう言われ急いで出かける用意をし、
外へ出かけた。
:だって・・・知らなかったんだもん。
あのチケをもってーーー・・・
「7月14日・・・王子と同じ日だな。」
セイはそう言いながらキルに近づいてきた。
アレクから貰ったチケットは7月14日のコンサート。
「よ、ギルド、久しぶり。
ちっとも店に来ないからさ~・・・寂しかったよ、俺?」
店に来れないのはケイがキルの家に来て
ゴダゴダしてたからだ。
だけど
「・・・あ、王子と同じって?」
「いやね、誕生日だけ公開しててさ。
その日が誕生日らしいんだ。」
王子とケイは同一人物。同じ誕生日が当たり前だ。
しかし、キルは知らなかった。
ケイの誕生日が知らないと同時に
王子の公開プロフィール載ってる
雑誌や事務所のホームページさえ見てない。
キルはパソコンを持っていないのだ。
:王子のプレゼント買わなきゃ・・・
「ところで、そのチケット・・・・
俺にくれるんでしょ?」
セイはそう言いながら、
キルが持ってるチケを横取りしてしまった。
:え・・?
「じゃ、14日楽しみに待ってるから!」
セイはそのまま立ち去ってしまった。
:あ、あ~・・・・どうしよう。
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